2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02418B07)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
C103 野菜栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農林省

2)配属機関名(日本語)

サヤブリ県農林局農業課

3)任地( サヤブリ県サヤブリ郡 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン特別市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はサヤブリの農業振興、作物検査、農家への栽培指導等、県の農業全般を取りしきる行政機関であり、県内11郡を管轄している。農業課は市内中心部にある県農林局から3Kmほど離れた場所に位置し、農業課と畜産課が配置されている。建物の裏手には試験圃場を有し、各種野菜や果樹を試験栽培している。2002年から2004年に農業土木隊員の派遣実績があり、主に灌漑に関する指導を行っていた。農業課のスタッフ数は18名。サヤブリは、2017年11月に開始されたJICA技術協力プロジェクト「クリーン農業開発プロジェクト」の対象県である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス国の農業は労働人口の7割以上が従事する国の重要産業である。近年、食の安全性向上を柱に、農薬や化学肥料の少ない安心な農作物の生産振興のため、上記JICA技プロが開始され、有機農業の普及、販路開拓、農家グループの組織強化、個々の農家の資質向上などに取り組んでいる。同プロジェクトはサヤブリ県の他、ビエンチャン市及び北部2県をパイロット県(地域)としている。
サヤブリにおける有機農業は始まったばかりであり、野菜栽培技術の向上、堆肥作り、病虫害対策といった品質向上への取り組みのみならず、市場ニーズに合った生産計画や、生産者と消費者の信頼関係の構築も必要とされている。ボランティアが現場レベルでの支援を行うことによってプロジェクトの更なる効果発現が期待できることから、ボランティアの要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先及び郡職員と協力しながら、現状を調査・把握した上で、以下の項目のうち実施可能な活動を実施する。
1. 農林局所有の試験圃場において、季節や土壌に合った有機野菜・果樹の試験栽培を支援する。
2. 試験圃場において得られた技術・ノウハウを対象農家に広げ定着させるため、農家との共同作業を通じ、農林局と農家の橋渡しを担う(対象農家、村への巡回含む)。
3. 有機農業技術・知識向上のための研修・勉強会を支援する。
4. 市場ニーズに基づいた生産計画を支援する。
*活動に当たってはJICA技術協力プロジェクトと連携しつつ、農家が主体となって取り組むよう関係者と協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

小型農業機器、農業器具、執務机、いす、PC、プリンター

4)配属先同僚及び活動対象者

農業課職員 18名
・課長 男性1名(30代)
・職員 20代-40代
・農家グループ 30代-40代

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)農学系 備考:野菜栽培を指導するため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

都市部に比べて不便な村落部に住み活動するため、地域住民との友好関係を築きながら環境に順応して生活することが求められる。ホームステイの可能性もあり。