2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02419B16)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

パクセー教員養成校

3)任地( チャンパサック県パクセー市 ) JICA事務所の所在地( ビエンチャン市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

全国に8校ある教員養成校の1つで、幼稚園、小学校、中高教員養成が主な役割だが、加えて、現職教員に対するアップグレード研修も行っている。配属先は初等教育学部、自然科学部、社会科学部、外国語学部を有し、生徒総数は約900名、自然科学部物理学科の生徒数は107名である。生徒は小学校5年、中高7年の計12年の教育を修了した者が多く、教員養成校では4年間学ぶコースが主となっている。教員養成校に隣接して付属小、付属中(2018年~)がある。JICA海外協力隊は、理数科、小学校教育、公衆衛生の分野で派遣実績があり、現在は公衆衛生JV(~2020年1月)が活動している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス政府は後発開発途上国からの脱却を目指しており、貧困の根本的解決に向けた優先分野の一つとして、生徒の学力向上と並行して、教員の質の向上に取り組んでいる。理科教育に関しては、2016年に教育スポーツ省が全国の教員養成校の理科実験室を整備し、実験器材を配布したが、各教員養成校では実験器材の使い方がわからず、箱に入ったまま保管されているケースが目立つ。配属先であるパクセー教員養成校は、物理を強化科目の一つに設定しているが、教員は器材の使い方や実験の方法に関しては十分な経験が無い。隊員には実験器材を活用した授業の実施・支援に加えて、器材が不足している中高でも実施可能な実験の紹介なども求められ、要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と相談し、以下の活動を実施する。
1. 実験を適切に工夫した生徒主体の物理授業を行う。
2. 学習者主体の授業について、同僚教員に指導・助言する。
3. 身近にあるものを使った物理の実験を紹介する。
4. 配属先以外に理科実験を普及させるための活動を考える。(サイエンスキャラバン等)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

物理実験室、物理実験器材

4)配属先同僚及び活動対象者

・自然科学部長
・物理教員6名(男性5名、女性1名。教員経験30年以上2名、10年以上3名、5年以下1名)
・物理学科生徒数107名(1年生1クラス、2年生1クラス、3年生2クラス。1クラス約20名~30名)

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(教員経験)5年以上 備考:同僚教員を指導するため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】