【配属機関概要】

3）任地（ チャンパサック県パクセー市 ） JICA事務所の所在地（ ビエンチャン市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

2005年にJICAの無償資金協力にて校舎改修と機材供与の支援を受けた。教員約50名、看護師コース(3年制定員50名、1.6年制定員25名)、助産師コース(3年制定員20名、1.6年制20名)、薬剤師コース(3年制定員50名)、伝統薬剤コース(2年制定員25名)がある。過去にWHO、UNICEF、World Bankから支援を受けたことがある。2005年から2012年まで看護師隊員が3名活動していた。また技術協力プロジェクト「持続可能な保健人材開発・質保証制度整備プロジェクト」において、3年制以上の課程を有する教育機関を対象に、2020年夏にラオスで初となる国家試験が予定されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ラオスにおける医療レベルは依然高くなく、特に地方部ではその傾向は高い。医療現場で活躍するスタッフの能力向上は重要であると同時に、ラオスの将来を担う医療人材育成は重要課題となっている。配属先では、2005年から2010年にかけて行われたJICAの技術協力プロジェクト「看護助産人材育成強化プロジェクト」と連携し、3名のJVが活動を行ってきた。当時のスタッフが入れ替わるなどしたこともあり、教員の指導力向上、学生の理解促進を目的として今回の要請に至った。また上記技術協力プロジェクトと緩やかに連携しながら教育の質を向上させることも期待されている。また学生たちは修学後期には、県病院等へ実習に行くが、その際の臨床現場との連携も期待される。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.教員とともに、新たに教案づくりを行う。
2.授業で使える教本や教具づくりを行う。
3.より良い授業運営のための教員へのアドバイスとトレーニングを行う。
4.学生の習得度評価をおこなうためのアドバイスを行う。
5.より実践的な臨床実習を行うため、実習へ同行し、アドバイスを行う、

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

車いす、ストレッチャー、血圧計、体重計、体温計、聴診器、解剖模型

4）配属先同僚及び活動対象者

・教員 5名(平均年齢35歳)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・新人教育等の指導経験、プリセプター経験

【地域概況】

【特記事項】