2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02420A01)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

パクソン郡病院

3)任地( チャンパサック県パクソン郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は内科、外科、母子保健科、小児科、放射線科などを持つ郡病院である。手術の実施も可能。ベッド数は30床、平均外来患者数は1日約70名、スタッフは医師6名、看護師18名、助産師2名等、全46名が在籍している。過去隊員の受け入れはない。2017年にタイ政府からの支援で新建物と医療機器が提供された。他、タイの企業から医療機器の支援やスタッフのトレーニングに使用するための予算が提供されたことがある。また短期での中国医療団の訪問を受け入れたこともある。JICA「母子保健統合サービスプロジェクト」の対象県であったことから医療機器や使用教材が一部残っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同病院での分娩は多い月で100件を超える事もあり、帝王切開も多い。課題として、妊娠期間中に胎内で胎児が死亡するケースや、帝王切開に至るケースが多いこと、早産や出産後のトラブルがあげられている。原因としては、妊婦健診の実施数不足や、妊娠経過中の異常を発見するに至っていないこと、妊婦や家族への健康指導が不十分であることがあげられる。日々の業務を通して安全な妊娠・出産にかかる医療サービスを提供するとともに、スタッフへの助言と指導を行うことで、同地域の母子保健向上を目指し、活動することが求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と協議の上、下記の活動の中から可能なものを実施する。
1. 妊婦健診や健康教育、産前産後の生活指導を実施することで同地域の母子保健向上を図る。
2. 同僚スタッフに対し、安全な分娩と妊娠のための医療サービス提供に係る助言や指導を行う。
3. 必要に応じ、異常症状や緊急出産時等の勉強会を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、血圧計、分娩台、保育器、腹部超音波エコー

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
病院長 女性1名
助産師 2名 (女性、30代 経験5年程度)
看護師 20名(トレーニングを受けた看護師が分娩介助や母子保健の支援も行う)(女性、20代~40代)
活動対象者:
妊婦・妊婦の家族

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

言語問わず(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

なお、2019年に改定された新しい母子手帳の正しい使い方の指導や、その手帳を活用した住民への健康・栄養指導も期待される。