2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02420A05)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
13代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

サワンナケート県病院

3)任地( サワンナケ-ト県カイソーン・ポムヴィハーン市 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はラオス中部地域の中核県病院として1925年に設立された。内科・外科・産婦人科・小児科・救急科・耳鼻咽喉科・歯科など17の診療科を持つ県の総合病院である。ベッド数は200床、平均外来患者数1日数百名、職員は医師78名、看護師124名、助産師6名の計297名が在籍する。外国からの援助はフランスとスイスのNGOやEUから医療機器等の支援を受けたことがある。これまでに各分野の医療隊員が派遣されてきており、助産師の要請としては、3代目となる。KOICA(韓国)ボランティアが救急外来にて活動をしている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオスにおける妊産婦死亡率と5歳未満児死亡率は周辺国より高く、東南アジア諸国連合(ASEAN)域内最低のレベルであり、母子保健分野における、保健人材の質の向上は国の重要課題となっている。前任にあたる看護師隊員は、2019年2月まで小児科新生児室に派遣されており、出生直後の治療・観察が必要とされる新生児ケアの改善に取り組んだ。一方、依然課題として挙げられる妊娠期の異常の早期発見や、妊婦検診実施率の改善、低体重児や早産児の予防のための妊婦指導、安全な分娩の推進等をにおいては、妊婦や家族への助言や保健指導、医療スタッフの能力向上が欠かせないため、助産師隊員の派遣が望まれている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

産婦人科に所属し、小児科新生児室と可能な範囲で連携をしながら下記の活動の中で可能なものを実施する。
1. 同僚スタッフに対し、安全な分娩と妊娠のための医療サービス提供に係る助言や指導を行う。
2. 正確な診断技術を身につけ、安全な分娩を提供できるようスタッフの技術向上を図る。
3. 来院者への妊婦健診や健康指導を実施することで同地域の母子の健康向上に寄与する。
4. 産婦人科と小児科新生児室の連携強化による効率的な患者ケアに関する提案・助言を行う。
5. 緊急出産時対応等の勉強会を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

体重計、血圧計、分娩台、保育器、インファントウォーマー、腹部超音波エコー

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
CP候補 産婦人科長 女性 経験10年弱
助産師6名、看護師6名、小児科医3名、医師補4名

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:同僚への指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(15~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】