2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02420A12)
募集終了

国名
ラオス
職種コード 職種
G158 理科教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
4代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ルアンナムター教員養成校

3)任地( ルアンナムター県ルアンナムター郡 ) JICA事務所の所在地( 首都ビエンチャン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は全国に8校ある教員養成校の1つで、主にルアンナムター県、ウドムサイ県、ボケオ県の3県から生徒が集まる。
生徒総数は約700名で教員の養成が主な役割だが、現職教員に対するアップグレード研修も実施している。隊員が派遣される自然科学科には数学部門と理科部門があり、生徒数は約210名、教員数は20名、現在化学専攻の生徒は1・2年生のみで合計約50名、教員は4名であるが、化学は当該教員養成校の強化科目であるため、2020年10月にも新入生を迎える予定である。JICA海外協力隊は数学教育、理科教育の活動実績があり、小学校教育の隊員(2021年1月まで)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ラオス教育スポーツ省は、全国8校の教員養成校の指導力強化に取り組んでおり、各校の理科実験機材の充実も積極的に進めている。教師の知識レベルは比較的高いものの、実験等を適切に取り入れた生徒主体の授業はできていない。実験を取り入れ生徒の理解を促す授業計画の作成や生徒主体の授業方法、実験器具の整わない学校で教えるための身近な材料でできる実験の紹介などの支援が必要であるため要請に至った。また、教員養成校の先生・生徒とともに近隣の小中学校で化学実験のデモンストレーションを行うことで、実験を身近なものと感じ、科学への興味・関心を高めることも期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と相談し、以下の活動を実施する。
1.生徒の活動を重視し、積極的に実験や観察を取り入れた授業を提案し、指導の改善を図る
2.教員養成校や付属の学校での授業補助、モデル授業を通し、教員の指導力向上を図る
3.身近にある材料を使った実験や教材を紹介する
4.授業研究を定期的に行い、授業の質を向上させる
5.近隣の小・中学校を訪問し、デモンストレーションを行う

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

化学実験室、基本的な実験器具、薬品等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:化学担当教師4人(学士2人、修士2人)

活動対象者:化学専攻の生徒48人(1年生;21人、2年生;27人)

5)活動使用言語

ラオ語

6)生活使用言語

ラオ語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(理科))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員指導のため

[経験]:(指導経験)5年以上 備考:教員指導のため

[参考情報]:

 ・修士号を取得していればなおよい。

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

ラオス国立大学が中心となり、各教員養成校で導入してきているエコヘルス教育への協力を依頼する可能性がある。