2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02616B03)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
G238 料理
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3
中庭から見た校舎外観 同僚教師たち 実習教室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

セントメリー マザレロ 職業訓練高校

3)任地( バウカウ県ベニラレ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1988に設立されたイタリアミッション系の職業訓練高校。若者が「正直な市民、よき人々」になることをビジョンとして、ホスピタリティー、調理の2つのコースで職業訓練を提供している。少人数制で1クラスの定員は30名。全生徒はおよそ180名で、もともと女子を対象としていたため、共学となった現在でも女生徒が約8割を占める。授業料は月5米ドル。最終学年ではホテルやレストランなどでの実習も行われ、卒業生のうち約4割程度は大学に進学し、残りは就職を希望している状況。生徒は専門科目に加え、数学、歴史、起業・経済、マーケティング、心理学、地理、宗教、メディアコミュニケーション、語学(英語・ポルトガル語)等を履修。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールは経済開発の柱として観光業をあげており、観光促進は政府の政策として取り上げられてはいるものの、実態はまだまだという状況。働き口、人材共に不足しており就業率の低さは深刻で、未就労、未就学の若者への対策は重要な課題っとなっている。
配属先はコンテストで東ティモールでのベスト職業訓練校になるなど、国内のレベルとしては高く評価されているが、東ティモール自体がサービス業に関する経験や知識も乏しく意識も低い。現地教員は実務経験が十分とは言えず、実際の現場に即した職業訓練を提供するためにボランティアが要請された。住居は配属先施設内になる予定。
なお、首都ディリにある同系列の学校にも隊員が配置される予定で、情報交換なども行いながら、全体的な底上げに結びつくことを期待している。また、同配属先から観光隊員の養成も上がっており、相乗的な協力効果を目指す。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

授業時間:月-水 8:00~12:50、14:00~17:00、木-金 8:00~12:50、土 課外活動(スポーツ、音楽、美術など)
職業高校の為高い技術は必要ないが、学生の卒業後の選択肢をひろげ、実際に使える実際的かつ基礎的な技術や知識を指導する。ボランティアの指導する専門科目は、学年毎に理論が2時間、実習3~4時間/週の予定。

1.調理クラスで同僚と共に理論・実習授業を担当する
(各国料理、現地で手に入るフルーツジュースなどの飲料、製パン・製菓含む)。
2.同僚に様々な種類の料理や調理法を共有し、授業内容や授業計画を立てる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

キッチン、ガスオーブン、薪を利用したかまど、食堂、テーブル、基本的な調理器具、食器等

4)配属先同僚及び活動対象者

校長は40代の女性でインドネシアで学位を取得し自らも英語を教えている。
教員は17名おり、調理コースの専門教科担当は以下の2名で、両名とも他の専門を持っているが職業訓練を受け現在は調理を指導している。生徒は中学卒業者。

1.40代女性 勤続23年(料理一般)
2.30代女性 勤続23学士(製菓)

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(調理師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実習指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動及び生活言語は主に現地語(テトゥン語)となり、赴任後に学習する。
教科書は主にポルトガル語のものを使用。