2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02616B14)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
G132 合気道
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3
警察訓練校 訓練する未来の警察官 道場での指導の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

東ティモール国家警察

2)配属機関名(日本語)

警察訓練学校

3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は東ティモール国家警察の訓練学校として、2000年に設立された。以前は国連の協力を得ながら運営されていたが、現在は自立運営されており、ポルトガル警察がそれを補佐している。訓練の対象者は、採用直後の警察官と中級警察官である。前者の訓練は、2か月間の基礎訓練、9か月間の主訓練、1か月間の現場実習で構成されている。訓練生は、およそ9000名の応募者のなかから選ばれ、2014年1月現在の総数は240名である。JV派遣は2013年1月より始まった。他に海外からは、ポルトガル(訓練生の選抜試験など)とオーストラリア(中級警察官訓練、情報管理、学校・車両・コンピュータの復旧など)から支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

警察訓練学校は、警察官採用後の訓練において2008年より合気道を導入したが指導者がおらず、定着しなかった。そのため学校は合気道の効果的な訓練実施による教官の育成を課題と考え、2011年にJV派遣を要請するにいたった。現在は初代JVが活動中(2016年1月上旬まで派遣)である。初代JVは必修科目である護身術クラスを受持ち、そのなかで合気道の指導を実施し、40名/クラスを週に6クラス担当している。また、教官への訓練も週3回実施している。警察訓練校の合気道レベルは高いとは言えず、JVを除いて教官のなかに指導ができる者はまだいない。また現在東ティモール国内に、有段者はいない。今後も継続して合気道の訓練を行うことで訓練生へ合気道を定着させ、教官の技術と指導力を強化し、警察訓練学校の訓練技術レベルを向上させるために、引き続きのJV派遣が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 訓練生への合気道訓練の実施(正規訓練科目)。
2. 必要に応じて演武などを指導。
3. 教官および一般警察官への合気道訓練の実施(空き時間などをうまく利用して行う)。


※シラバス及び教科書は前任者が作成したものが公式に採用されているが、必要に応じて見直しや調整なども行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

専用練習場(柔道畳72畳)

4)配属先同僚及び活動対象者

・訓練生 約240名
(18~23才まで。高等学校卒業者。男性が多いが、例年女性も20名ほど入学。)

・教官、スタッフ 93名
(全員が警察訓練学校を卒業した警察官、20~60才代まで)
・合気道教官2名 (ともに男性で合気道5級保持、40代1名※C/P、20代1名)

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・合気会弐段以上(安全な指導実施のため)

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。
施設内にはネット環境がないが、USB型の通信器を購入して使用することが可能である。