要請番号(JL02617A01)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業水産省
2)配属機関名(日本語)
カダダラク スリムトゥク インスティテュート
NGO
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東ティモール大学の学生が中心となって作った学生グループ、東ティモール学生連帯評議会の活動を元に、2000年にNGOとして現在の団体が設立された。カダダラク スリムトゥクとは現地語で山から流れる一つの水源が、やがて大河となる様子を意味し、一つの行動が社会問題解決の大きな潮流となるようにという思いが込められている。
現在は啓発活動を中心に行っており、政府や海外ドナー等から資金を得て、地域和解、農村部の自立支援等を実施中。
2016年度の予算は80,000USドル。http://www.slideshare.net/greeninclusivegrowth/ksi-timor-leste-gi-g
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属先の様々な活動の中の一つであるコミュニティの収入向上プロジェクトの支援のため、2代目となる後任隊員が要請された(現在初代隊員が同計画を支援中)。プロジェクトは首都から5時間程度離れたマヌファフィ県で行われており、土地問題を解決してコミュニティが得た土地を利用して収入向上につなげる活動を展開するもの。
現在は主にコーンの栽培(食用及び飼料用)と養豚が行われているが、まだ始まったばかりで計画性はなく、時々育った豚を売っている状況で販路が大きな課題。現場での水の確保に課題はあるが、井戸の水(現在は利用可)を利用しての野菜栽培にも取り組もうとしている。
インフラも未整備で流通も整っていない中で、コミュティーでの活動が収入向上に繋がることを目標としているが、マーケティングについての知識等が乏しく、ボランティアの協力に期待されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. コミュニティの生活状況、野菜栽培・養豚の現状を調査する(現在は2か月に一回、約1週間程度訪問)。
2. 野菜栽培や養豚が収入向上の手段となるように、住人と共に栽培・飼育サイクルの確認・販路開拓の検討などを行う。
3. 首都や都市等で市場調査などを行い、野菜品種・流通経路・価格等の情報を収集し配属先・コミュニティと共有する。
4. その他、情報収集や事例紹介を含め、地域活性化、収入向上に繋がるアイデアを提案する。
※野菜栽培については、専門的な技術は必要なく、3.に基づき換金できる/しやすい作物の紹介や日々の基本的な世話に対する助言程度ができるとよい(他団体で活動中の野菜栽培隊員と協力して対応することも一案)。養豚に関しても同様で、飼育状況の整理と共有、育った豚をいかに売るかが課題。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
執務机、所有地(養豚・野菜栽培)2.5ha。
4)配属先同僚及び活動対象者
全スタッフは10名(内女性2名)、代表は30代男性で、マヌファフィ県にも職員を1名配置。
支援コミュニティはマヌファフィ県サメのベタノー地区で首都とは反対の海沿いの地区。
コミュニティの野菜栽培グループ25名、養豚グループ18名。
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。
体力・やる気があって、野菜作りに興味を持って支援できる人歓迎。