2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02617A02)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
B424 番組制作
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1
配属先外観 撮影した映像について確認中の隊員と職員たち 地方出張時の撮影の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会通信担当国務長官事務所

2)配属機関名(日本語)

東ティモール ラジオテレビ 番組制作局

3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

東ティモールラジオテレビ(RTTL)は国営で唯一のラジオテレビ全国放送局。前身は1999年に東ティモールがインドネシアの占領から解放された後に国連が立ち上げた放送局で、各国の支援を受けて設立された。テレビ放送は現地語であるテトゥン語とポルトガル語で放送されており、配属先で制作したローカルコンテンツの他にポルトガルから提供された番組等も放送している。放送系の部署は、ラジオ、テレビそれぞれに、ニュース報道局、番組制作局、技術局、編成局があり、規模としては日本の地方にある小規模民放放送局程度。2016年度の予算は1,760,000USドルで、現在2代目のJVが活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

国営放送として機能してはいるが、ポルトガルから提供される番組や独自制作番組の再放送が占める割合も多い。国内唯一の全国的な放送メディアであり、社会の情報伝達の中心的役割を担っているにもかかわらず、放送番組の質は低く、一般視聴者はインドネシアの番組などを多く見ている状況。機材の管理もしっかりと行われておらず、番組制作局だけの問題ではない部分も多くあるが、より魅力的な番組を放送できるように番組制作にかかわる職員の技術を向上させ、意識改革を図る必要があり、引き続いての協力要請となった。制作局の局長をはじめ複数の職員が日本のNHKで研修を受けた経験があり、日本および日本人ボランティアに対する信頼及び期待は大きい。デジタル放送化の話も出始めている状況。(初代隊員はもともと技術局に配属されていたが、番組制作局に変更し以降協力が続いている。)

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先は番組制作及びその前後のすべての過程での技術の向上を目指している。
※各番組を担当しているプロデューサー等と細かくコミュニケーションをとりながら協力する。

1.番組制作局ディレクターと共に番組を制作する。
2.制作過程を確認し、改善案などを提案する。
3.演出・企画・構成に加え、撮影、編集、映像加工、テロップや音入れなど、番組制作に必要な各知識を共有する。
4.カメラマンや編集者などの技術スタッフ、ニュース記者などへの指導。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

取材・撮影機材一式、カメラ(Sony DSR-RD177P)、MAC及び各種映像編集ソフト、ノンリニア編集設備、地上アナログ(PAL)放送関連設備(収録スタジオ・中継車等)

4)配属先同僚及び活動対象者

ボランティアはTVプロデューサーとしてテレビ番組制作局に所属し、約20名の職員と共に活動する。職員は25-50歳で多くは学士。プロデューサー及びアシスタントプロデューサーは大体5年から15年の経験者。

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実務に即した協力が求められる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。
エンターテイメント番組制作の経験もあるとなおよい。