要請番号(JL02617A03)
募集終了
2代目
・2017/3 ・2018/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
青年・スポーツ担当国務長官事務所
2)配属機関名(日本語)
東ティモール サッカー連盟
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
東ティモールサッカー協会は、国際サッカー連盟(FIFA)に認可された組織で、設立は2002年。
2015年には草の根プログラムとしてのサッカーアカデミーを開始し、サッカー競技のより広い普及と技術レベルの向上及び若い人材の発掘及び育成を目指している。なお、アカデミーは現在首都のみでの開催だが、順次各県でも開催予定。
FIFAの支援による年間予算は 250,000USドル。U-19代表監督は日本サッカー連盟から派遣された監督が務めているほか、A代表はブラジル人監督を招へいしている(2016年12月現在)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
サッカーは東ティモールで最も人気のスポーツで、あちこちで盛んに行われており、競技場は国内13県の全県にある。
配属先は若い世代の育成のため、サッカーアカデミーを開設し、前任者はこの立ち上げに関わり指導を続けてきたが、競技人口に対し資格を持った現地人指導者が不足しており、引き続きボランティアの協力が要請された。
配属中の初代隊員はアカデミーでの指導に加え、日本人監督及びブラジル人監督の通訳兼アシスタントも務めている。
なお、東ティモールでは仕事を持たない若者が急激に増えており、本要請での活動は健全な青少年を育成する上でも大きな意味がある。若い競技者が将来に対して夢を持ち、そうした意識をもって取り組む姿勢は子どもたちの将来にポジティブな影響を与え、ひいては家族や国のためになるとの思いがある。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.東ティモールサッカー協会の主催する草の根プログラム、サッカーアカデミーで、同僚と共に子どもたちの指導を行う。
(チームの海外遠征引率、帯同の可能性あり、また空き時間などに代表チーム等の練習サポートなどを行うこともできる。)
2.テクニカルスタッフと共に練習メニュー及びスケジュール、運営管理等を検討し、サッカーアカデミーの発展に協力する。
3.必要に応じ地方での展開や、地方チームの指導サポートを行う可能性もある(2017年以降予定)。
4.可能であればゴールキーパーに対しても基本的な指導ができるとよい。
*通常の指導では現地語のテトゥン語を使用。英語は海外遠征や外国人監督とのコミュニケーション時に必要となる。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
サッカーグラウンド(人工芝・各代表チームと共有)、ボール、コーンなど。
執務デスク(競技場横にオフィスがある)
4)配属先同僚及び活動対象者
サッカーアカデミー年齢カテゴリー:6-9歳、10-15歳、16-18歳。
学校が午前午後の入れ替え授業が多いため、午前(7:30-9:00)と午後(13:30-15:00)の2回に分けて指導を行っている。
現地人コーチは6名在籍。
テクニカルディレクター40代男性、その他ほぼ30代。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:配属先に希望による
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:コーチとして指導をするため
[参考情報]:
・日本サッカー協会公認C級コーチ資格
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。