2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02617A04)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
G161 体育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1
ビーチを利用して槍投げの指導 校庭でバレーボール授業 校長及び現地体育教員

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

ファロール中学校

3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は閑静な地域にある公立の中小一貫校で、同敷地内に幼稚園も併せ持っている。2002年に公立小学校として開校し、2011年からは中学校を併設。中学校の全生徒数は約1,200人で、全教員数は42名。生徒数が増えてきたため現在中学1年生は別の仮校舎で授業を受けており、敷地内に新しい教室棟を建設中。授業は平日8:00-13:00、土曜8:00-12:00。
学費は無料で2016年度の学校全体の予算は23,396USドル。体育関連の機材等は必要に応じて青年・スポーツ担当国務長官事務所にサポートを依頼して対応している。2014年から2016年にかけて教育局配属の数学教師が協力した経緯がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

東ティモールでは生徒数に対して学校数や教師の数が少なく、全体的に学校教育のレベルは低い。体育教育もまだ確立されておらず、体育教員の育成もまだ始まったばかりである。配属先では限られた設備の中で定期的に体育の授業は行われているが、あまり計画的とは言えず、現地教師の知識の幅を増やし、体育・スポーツ教育の質を高めるために本要請が挙げられた。
学校には校庭もあるが整備はされておらず、時に近くの砂浜を利用したフィールド種目の指導なども行っている。
学年別生徒数:中1・15クラス/36人、中2・8クラス/45人、中3・8クラス/45人。
なお、東ティモールでは仕事を持たない若者が急増しており、体育・スポーツを通した健全な青少年の育成としても重要で意味のある協力と捉えている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.現地体育教師と共に、中学生の体育クラス(実技及び理論)を担当する。
(週10クラスの体育授業に加え、2時間の課外授業の中でのスポーツアクティビティーを担当。)
2.効果的な体育授業や内容の充実をめざし、知識の共有や提案、同僚との検討などを行う。
3.計画や指導書作成のサポートをする。
4.体育授業を通して、生徒にスポーツの楽しみや自らの能力を気付かせる。
現在指導している内容は、陸上、バレーボール、バスケットボール、バドミントン、サッカー、フットサル、ハンドボール等。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

バレーボールコート(コンクリート)、各種スポーツ用具(あまり充実はしていない)

4)配属先同僚及び活動対象者

体育教師3名が在籍。
30代2名、共に男性学士(うち1名がCP予定)、70代男性1名(主に小学校担当)。

CP予定の体育教師は現在は中学2年生の授業を担当している。また、以前他の学校で活動していた体育隊員と一緒に授業をした経験もある。

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(教員(保健体育))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)体育 備考:理論指導も行うため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。