2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02617A08)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2018/1
関係者との話し合い 巡回先での写真 ディリ中心部の海岸沿いの道

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

保健省栄養課

3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2008年に設立された同課は、人口約120万人の同国全13県で実施されている栄養改善プログラムを統括している。プログラムの主な内容は、乳幼児の栄養状態のモニタリングや栄養状態に応じた栄養補助食品の配布、食の安全など多岐に渡る。WFP(国際連合世界食糧計画)、UNICEF(国際連合児童基金)、 WHO(世界保健機関)、世界銀行やNGOなどが同課の栄養改善プログラムを支援している。
JVの派遣は2013年に始まり、現在2代目隊員が活動中で、全国を対象とした栄養に関する情報収集・モニタリングのほか、病院給食の管理方法確立と全国の栄養士の活動支援を目指している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

栄養課における最大の課題は、妊産婦や乳幼児の栄養状態の改善である。5歳以下の低体重児の割合を低下させることと、低栄養の影響を受け易い子どもと女性に対する栄養介入による低栄養改善を目指している。しかし栄養士は全国で40名のみであり、多くの業務を抱えている。10県で栄養介入トレーニングが実施されているほか、病院アセスメント、学校給食モニタリングが実施されるなど、栄養介入は今後も継続的に重要な課題とされている。地域栄養士との情報共有や意見交換により省と地域との連携を強化し、栄養課の課題に引き続き協力していくため、JVの支援が必要とされている。
食事療法(治療食)や調理法についての知識の伝達、食事と栄養についての基本をわかりやすく伝達できる人材が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.病院栄養にかかわり、病院献立のモニタリングや治療食提供・衛生管理を改善するためのアイディアを提案していく
2.病院栄養士からの月報内容の確認、データ管理、病院へのフィードバック
3.栄養課プログラムに同行し、現場で見出された問題や課題を、同課へフィードバックする
4.地方病院・保健局勤務の栄養士たちとミーティングを行い、問題や課題の解決方法を一緒に考え、取り組みを支援する
5.保健局・病院の乳幼児の健康・栄養状態に関するデータを、保健省職員がPC入力・管理できる態勢作りを目指す

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

執務室、事務用品、機材一式(机、椅子、プリンター、プロジェクター)

4)配属先同僚及び活動対象者

栄養課:課長(女性、30代)、栄養士(男性1・女性2※CP予定、30代)、公衆衛生(男性、40代、修士)、他事務員(男性1 20代 女性1、20代)

その他:県保健局の課長、栄養士、地区保健センター栄養士など(男女、30-40代)

5)活動使用言語

インドネシア語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:現地栄養士を指導する立場のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

実際の活動や生活では生活言語(テトゥン語)を使用するため、任地到着後に学習する。