要請番号(JL02617B05)
募集終了
2代目
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育省
2)配属機関名(日本語)
観光ホスピタリティースクール
3)任地( ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先はインドネシア占領時代から続く職業訓練校で、一時閉鎖された経緯もあるが、2000年に公立職業訓練高校として再開された。服飾、美容、料理、観光ホスピタリティーの4コースがあり、職業訓練に加えて一般教育も実施している。
中学校を卒業した16-18歳の学生を受け入れており、1クラスの定員は各学科約30名。総生徒数は223人で32名の教員が勤務している。2017年度の予算額は1,537米ドルで、授業料は20米ドル/3カ月。
【要請概要】
1)要請理由・背景
独立後の東ティモールでは、人々の暮らしは安定し始めているものの、まだ十分に産業が発達しておらず、働き口や人材の不足による就業率の低さは深刻で、未就労、未就学の若者に対する対策は重要な課題となっている。
政府は産業開発の柱の一つとして観光業を掲げて取り組んではいるものの、長い争乱の時代を経験する中でサービスという概念を持つ余裕がなく、十分に指導できる人材も不足している。
配属先教員についても、インドネシアやポルトガル等で学んだ経験はあるものの、その後新たな知識や技術を習得する機会もほとんどなく、十分な指導が行われていない状況。生徒や教員がより適切な知識や技術を身に着けることができるように、また配属先が提供するホスピタリティーコースの内容の充実、ひいては雇用促進につながることを期待し青年海外協力隊(JV)への協力要請が挙がった。現在、初代JVが活動中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.教員と知識や技術を共有し指導内容や指導方法の助言を行う。
2.教員の参考になるよう必要に応じて模範授業を行う。
※主に実技指導への協力(レセプション、ランドリー、ルームクリーニング業務等)に期待されている
3.必要に応じカ指導内容の見直しを行い、より充実したカリキュラムの提案や作成の支援をする。
ボランティアとのかかわりの中で、生徒達が適切な知識を学びながら、仕事に対するやりがいや楽しさなどを理解し、将来の可能性や選択肢をが広げられることにも期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実習設備(レセプションデスク、ベッドルーム、バストイレユニット、食器棚等)
教科書等はポルトガル語
4)配属先同僚及び活動対象者
観光関連の教員は8名(男性5名、女性3名)が在籍。
学科長:30代男性(学士:観光業)
その他30-40代で多くは観光関連のコースの受講経験あり
始業時間:月-土 8:15-13;45(土曜日はエクストラ授業)
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務に基づいた助言等が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(22~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
活動及び生活言語は主に現地語(テトゥン語)となり、赴任後に学習する。
ホテル業務全般についての基礎的な知識と経験、教育・訓練(社内含む)経験があるとよい。