要請番号(JL02617B10)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
商工環境省
2)配属機関名(日本語)
ウマ イタ ニアン・クリニック
NGO
3)任地( アイレウ県アイレウビラ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1993年に住民の健康とリハビリを促進させるべく、カトリック団体により設立された。主に1.地域社会に根ざしたリハビリテーション(CBR)による障害者支援、2.移動診療(地域のヘルスセンターが赴かない地域を対象)、3.クリニックでの患者対応、4.栄養プログラム、5.健康教育のプログラムを展開している。
ドイツにあるカトリック系団体からの援助で成り立っている(年間予算は1千万円程度)。韓国人シスターがアドバイザーとして、また米国ピースコーが栄養プログラムに支援をしている。
業務時間は、8:00-13:30。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同団体では、地域社会に根ざしたリハビリテーション(以下CBR)プログラムを、2002年の国家独立時以来、継続的に実施している。障害者は国民の4.6%に相当すると言われ、アイレウ県の人口45000人中、約2千人が障害があることが想定される。現在の管轄地域では80名程度の障害者が認識されており、リハビリにあたっているが、人手・能力不足により十分にケアができているとは言えない。週に2回程度、巡回診療やCBRで村・家庭を訪問し、リハビリサービスを提供し、地域のボランティアへもリハビリの仕方を教えている。しかし同団体の理学療法担当者は隣国で理学療法に関する訓練を受けたが正式な資格はなく、十分なリハビリと指導ができているとはいえない。(理学療法士資格は現在海外でのみ取得可)。住民へのより充実したサービスの提供と、同僚や住民ボランティアの技量を伸ばすため、青年海外協力隊の協力が必要とされ、要請を受けた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.クリニック及びCBRにおいて、同僚である理学療法士と共に、地域の障害者に対してリハビリを行う。
2.日々リハビリ活動を行う中で、同僚や住民ボランティアに対する技術の共有を行う。また裨益者のニーズや同僚の技術レベルを鑑み、その必要性や要望等を聞き出しながら、自己の知識・技術を勉強会等で伝授する。
3.CBRチームとともに村々を回り、障害者の発見・アセスメント・リハビリ・フォローまでの過程を同僚や住民ボランティアと協力して行う。
4.その他、見出した課題について、同僚・配属先と共有・協力し合い、改善していく。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
理学療法室(基礎的な器具あり)、車椅子、平行棒、小児用起立台、ベッドなど(バランスボールはない)
※CBRで訪問する近隣地域にも、小児用起立台、ベッドあり
4)配属先同僚及び活動対象者
・スタッフ14名 (保健省派遣の看護師1名以外は資格なし、男女20-50代、高・大卒)
所長(50代女性、高卒) 、CBR管理者:男30代/理学療法担当者:男50代
他、韓国人アドバイザー(女40代、福祉系修士)、ピースコー1名
・活動対象住民80名以上/契約している住民ボランティア各村1名
5)活動使用言語
インドネシア語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(理学療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚へ技術を伝授するため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
自然に包まれた情緒溢れる21世紀初の独立国で、健やかな未来を一緒に作りませんか?爽やかな空気の中、素朴な田舎生活を楽しめます。体力ある方歓迎!実際の活動言語はテトゥン語であり、任地到着後に学習します。