要請番号(JL02618B02)
募集終了
2代目
・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業水産省
2)配属機関名(日本語)
ハブラス モリス ファンデーション
NGO
3)任地( ボボナロ県マリアナ ) JICA事務所の所在地( ディリ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年に設立され、小規模農業と安全な水の普及を通し、農村部での女性や若者のエンパワーメント、保健医療や持続的な経済活動へのアクセス、持続的な農業及び環境の定着を目指している。
事業を展開するに当たり、2018年度の総予算は5万米ドルで、国際機関や政府など複数の資金援助を受け各プログラムを実施しており、事業運営のほか、プロポーザル作りやドナーへの定期報告も行う。前任が配属中。豪州ボランティアを過去複数名受け入れていた。自立運営のため、業務用浄水装置で飲料水販売を計画中。
業務時間は8:30~12:00、14:00~17:30であるが、状況に応じて時間の変動あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
活動の主軸である農村部の生産者グループ支援(現在28あり)において、農業生産物や加工品を独自ブランド化して市場展開していきたいという意向がある。資金の調達から管理、ソーシャルビジネスプランや実施戦略の策定、広報商品のパッケージなども含めて、ビジネスをいかに展開していくかというところで協力を期待している。ボランティアと一緒に働くことで、それぞれの職員が知識を得ることと、団体の自立した活動につなげていくことを希望している。前任は、マリアナの特産品の開発、生産工程の見直し、コスト計算の指導、商品開発、販売先開拓、取り扱い商品の品目拡大や、経営相談等の支援を行っている。ボランティアのアイディアをもとに、コミュニティに根付くNGOの人材育成と、地元商品の開発で村人の生計向上を支援します。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアはソーシャルビジネスのスーパーバイザーとして、同僚と共に以下の活動を行う。
1.職員や関係者に向けた小規模ビジネス知識の共有。
2.マリアナの特産品の開発。商品やパッケージング(デザインを含む)の改良。
3..販路先開拓と販売促進。ターゲットや市場を分析し、地元の農産物や加工品の販売を促進させる。市場での農産物や加工品の動向モニタリング。ソーシャルビジネスプランの策定。
4.国内外の関係者やドナー対応、活動報告など、全般的に必要なことをサポートする。英文によるドナー向け報告書等の指導のほか、簡単な日本語講座の希望もある。外国人との対応が多く、英語で情報収集を行う機会は多い。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
コンピュータ(共用)、文房具、その他オフィス用品。
※パッケージデザインのため、配属先で使用中のフォトショップ等を使えるとなおよい
4)配属先同僚及び活動対象者
総職員数は12名(農業専攻2名、経営専攻1名、他中高卒)
所長(女性、42歳、大卒法学部卒)※カウンターパート予定
ボランティアが所属するチームは3名で構成。
1. 大卒(30代男性)
2. 大学在学中(30代女性)
3. 専門学校卒(30代女性)
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:経済・開発学・農学など
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:実務経験の共有が求められている
[参考情報]:
・ビジネス・マーケティングの基礎知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
食品や促進販売経験かコミュニティ開発知識があると尚良い。