2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618B08)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H105 看護師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ディリ国立病院

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国最大の総合病院で、救急搬送や他県からも患者を受け入れている。ベッド数340床。診療科目は内科・産婦人科・整形外科・外科・小児科・眼科・歯科・精神科・鍼灸等。医療費は原則国負担(無料)であるが、伝統治療に頼る国民も未だ少なくない。キューバ、豪州、中国などの外国人医師・医療従事者も勤務する。病院の質管理室では、病院全体のモニタリング・管理、感染管理、医療廃棄物管理研修の実施、その報告と、各種ガイドラインの作成などを行っている。国立病院への青年海外協力隊員(JV)派遣は2013年の薬剤師派遣に始まり、現在も3代目薬剤師を要請中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

病院として良質な医療を提供するため、病院内の感染症を監視し、院内感染の発生を未然に防ぐと共に、感染が発生した場合にその対応を迅速かつ適切に行い、その感染症が非感染症者や職員に拡大しないようにすることは重要である。今後の方針として病院に適した標準業務手順書(Standard Operating Procedure=SOP)を作成する予定がある。合わせて、病院内で医療従事者の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン作りと、安心して働ける環境作りに関する業務手順書を作成し、これらを病院内の関係者に徹底させていくことも重要な課題と認識している。院内で感染管理の経験をもつ人材がなく、担当者(室長)が海外で感染対策の短期研修を受けたものの、院内でこれを展開し徹底させるための十分な経験がないため、共働して感染管理業務を積極的に推進・展開していける経験ある人材を求めている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

院内感染対策の充実強化及び、医療従事者に周知徹底を図り、職員が安全に働ける環境を整える支援を行うため、院内感染管理及び医療安全管理の責任者と共働して、以下の活動を行う。
1.院内の感染管理・防止対策に関する標準業務手順書を作る。(WHOの標準業務手順書を参考にすることができる。)
2.医療従事者の健康と安全に配慮した労働安全衛生ガイドライン作りと、安心して働ける環境作りを行う。
3.院内の医療従事者に対する医療安全の啓発、安全な業務遂行、感染防止に関する指導・研修を行う。
4.上記を徹底させる中で、定期的に現場の評価を行い、その評価結果を見える形で報告・データ管理する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

手指消毒用アルコール、WHOの感染管理ガイドライン(英文)をもとに当病院ガイドラインを同僚と共に作成する
※日本の病院の医療安全(感染予防対策)マニュアル等を持参すると参考になると思われる

4)配属先同僚及び活動対象者

病院の質管理室スタッフ7名
・室長1名(女性、40代、看護大卒、経験12年、英語可) ※カウンターパート予定
感染管理・労働安全衛生など全般を管理(感染管理等の海外研修を数回受講)
・ほかスタッフ(大卒、感染管理を専門とする人材はいない、経験1年以上)
・院内研修対象者:病院内の医療従事者

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(看護師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:病院関係者を管理・指導する立場

[参考情報]:

 ・院内感染管理か手術室業務経験1年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

看護師でなくとも、院内感染管理の経験者であれば応募可能。