2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618B11)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

社会連帯社会一体省

2)配属機関名(日本語)

ナショナルリハビリテーションセンター

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2005年にNGOとして設立、2013年に国の組織となった。当国唯一のリハビリテーションセンターで10部門から成る。義肢装具と車いす等の提供、理学療法と作業療法によるリハビリテーション訓練が可能である。2010年にはCBR部門が導入され、障害者がコミュニティの中で暮らしやすい支援を目指している。2014年からは地方への訪問診療が始まり、全土の障害者へのリハビリテーション提供を目標としている。青年海外協力隊員(JV)派遣は2013年に始まり、これまで2代の義肢装具士(福祉用具)JV、2代の作業療法士が派遣され、現在理学療法士(2代目)が活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

独自のCBRガイドラインに基づきスタッフが配置されているが、実際には日々周辺の利用者送迎のほか、他課(理学療法、作業療法、義士装具部門)と連携して地方訪問診療を行っているが、実際には効果的な活動はできていない。CBRスタッフのうち5名は大学のCBRコースを1年学んだが、能力と実行力に限界があり、JV派遣により、CBRの本格的な導入を図ることを期待している。より多くの障害者を適切に効率的に支援していくため、社会福祉制度等の経験・知識をもち、関係者/団体を巻き込みつつ活動を展開できる人材が求められている。
※CBRに関する知識・経験はなくても、障害者支援に関心があり、地域の関連団体や政府機関等とつなぐ役目やネットワーク構築を同僚と共に行うことで十分に活動ができる。わからないことは調べながら、アイディアと経験・知識を存分に生かして活動ができる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.CBRガイドラインの導入から定着を支援する中で、CBRチームの組織力強化と能力向上を支援する。
(①教育②保健③社会参加③エンパワーメント⑤自立生活、の5項目に担当者が各1名配置されている。)
2.全体の助言役として、リーダーシップをもって、保健省やNGO等の関連団体とネットワークを構築する。
3.広報活動等あらゆる手段を使い、センターを東ティモールの住民に周知し、まだ恩恵を受けていない障害者を見つけ、支援する。
4.アウトリーチや家庭訪問を行う中で、コミュニティの村長や住民、家族、関係者とよく話し合い、それぞれのニーズを分析し、予算の範囲内で、地域ごとに必要とされる支援を考案し展開する。
4.

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

・地域の利用者をセンターまで送迎するための車両
・当センターのCBRマトリックス(現地語のガイドライン)には各項目に活動内容と手法が記載されている

4)配属先同僚及び活動対象者

・所長女性1名、副所長男性2名、全職員84名
・CBR部門7名:課長40代男性、スタッフ6名(男女20-40代、経験2-12年、身体障害者3名うち車椅子1名)
※首都以外は全員で対応、首都は地区毎に担当
・村長など地域のリーダー
・CBRファシリテーター(あまり機能していない)

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:村長や同僚に男性が多いため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・社会福祉系(障害者、他団体連携)経験3年

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

CBRや福祉制度の基礎知識があると尚良い(自己学習可)。積極的なネットワーク作りができる人歓迎。