2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02618B13)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

国立緊急・病院サービス局

3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

保健省のもとには全国で6つの病院と、全13県に保健局(13)と保健センターが(各県に数ヶ所ずつ)配置されている。2002年の独立後に開始した配属先の医療機器管理部では、全国の医療機関で利用される医療機器に関する政策作りのほか、医療機器基準を策定している。医療機器の管理・保守、修理のほか、新たな機器の購入(ドナーからの援助は別)を行い、これらの機器を登録・更新する任務も請け負っている。作業場は、国立病院内にある。現地の技師には高い技術・資格を持つ者がいないため、修理を専門に行うキューバ人技師が派遣されている。年間予算は約1億円。
自然に包まれた21世紀初の独立国の未来を一緒に作りませんか?

【要請概要】

1)要請理由・背景

ドナーから各施設に寄与される機材についても登録漏れがある状況であり、各県の担当スタッフが常時登録・更新していけるデータベースを作成することが、喫緊の課題である。このほか、ドナーからの支援による多くの医療機器が故障した際に、海外へ修理のため搬送を行うことは多額の費用ががかるため、故障を防ぐ予防措置として、医療機器の定期点検と、使用方法を利用者が正確に把握することが不可欠である。
隊員は、データベース作成や定期点検、5S活動、修理に携わり、現地の技術者へ助言する役目を担うことで、関係者の保守管理力が向上することが期待されている。
※医療機器のデータベースは昔作られたが、現在更新・活用されていない。オンライン上で関係者が使えるデータベースシステム構築のための予算を政府へ申請中。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

・各医療施設での医療機器の点検、ラベル貼り、登録等により、保守管理力の向上を同僚と共に支援する。
・使用医療機器の保守管理のためのデータベース作り 。その後、各施設スタッフがドナーからの供与機材も含めて正確に登録・更新をできるように支援する。
・可能な範囲での医療機器修理と、外部への修理依頼、購入等にかかる支援と助言を行う。
・このほか、機器の適正使用マニュアルの作成、適切な医療機器の取り扱い方法の指導と徹底、故障を未然に防ぐための予防措置を講じるなど、自身ができる活動を配属先と話し合い、ニーズ・優先順位の高い順に着手する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、パルスオキシメーター、除細動器、オシロスコープ光線、ほか多国籍ドナーから援助された多数の医療機器(現存の機材リストには全て網羅されていない)、各機器サービスマニュアル(ないものもある)

4)配属先同僚及び活動対象者

機器管理部門長(30代、男性、医師、経験5年)、ほかスタッフ1名(50代、男性、経済学専攻)、英語可
技術者5名(男性20代、電気医用工学を3年程度学習、経験5年、英語可)
※このうち1名は、JICAの研修に2018年に参加、現在5Sを職場で実践中
キューバ人(技師複数名、全員男性、※修理専門)

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(ME技術者(1種あるいは2種))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・病院での保守管理経験 2年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(18~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】