要請番号(JL02619B05)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
大学教育科学文化省
2)配属機関名(日本語)
ディリ大学 保健科学部 歯科保健科
3)任地( ディリ県ディリ ) JICA事務所の所在地( デ ィ リ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は国内にある唯一の歯科看護師の養成機関である。大学設立と同じ2002年に保健医療科学部も設立。歯科看護師、公衆衛生、看護師の3学科に分かれており、2012年に設置された歯科看護師コースでは、現在200名の生徒が歯科看護学を学んでいる。
学生は1年生後半から実習室(以下ラボ)での実習を開始するが、3年目には地域のクリニック等へも実習へ赴き、ケーススタディを実施する。また学校でのヘルス・スクール・プログラムも授業の一環で実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国には歯科関係の人材は希少で、歯科医や歯科衛生士・技工士の養成機関はなく、海外で免許を取得した人材が同大学で教鞭をとっている。
現在医師が歯科衛生について教えているが、予防についての知識を学生に指導してもらいたいこと、ラボでの実習で歯科医である講師の手伝いをしてもらいたいことなどの理由により、日本の歯科衛生士の協力依頼があった。このほか下記活動内容に挙げる内容の要望がある。とくに実習時には40名の生徒に対して講師が1-2名であることから、歯科衛生士としての知識・アイディアを生かして、講師陣をサポートできる人材が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.学生への実習室における実習指導補助と、齲歯予防知識や先進的な内容の共有(講義・セミナーを通して紹介する)。
2. ラボ管理(レイアウトの考案・アドバイス、必要機材の推薦、廃棄物処理にかかる提案と実施、機材の適切な管理など)。
3. 学生への機材の利用の仕方にかかる、実習室利用と管理ガイドラインやルール作りと、その徹底。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
カリキュラムとシラバス、教室と実習室、ベーシックな器具と機材、歯科治療用ユニット10台(うち利用可能なものは6台)、レントゲン1台
4)配属先同僚及び活動対象者
学科長(40代女性、歯科医、インドネシアの大学卒業、歯科医経験25年) ※カウンターパート予定
ラボ室長(20代女性、歯科看護師、経験3年)
アドミン担当(40代男性、教授経験1年)
ほか講師 複数名(男女、歯科医・医師など、学士以上)
活動対象:学生200名(男女、学年2クラス各40-45名
5)活動使用言語
テトゥン語
6)生活使用言語
テトゥン語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)又はインドネシア語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(歯科衛生士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:6年制卒か修士尚歓迎
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実習も指導・監督するため
[参考情報]:
・パワーポイントで資料が作成できること
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(23~32℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)