2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02621A10)
募集終了

国名
東ティモール
職種コード 職種
H103 歯科衛生士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

バウカウ県保健局

3)任地( バウカウ県バウカウ ) JICA事務所の所在地( ディリ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

第二の都市にある同局は保健省の管轄下にあり、感染症、非感染症、母子保健、健康教育増進、薬剤、疫学調査の6つの課がある。当局が管轄する県内6地区には50の村があり、全体で10の保健センター(CHC)と28のヘルスポストが配置されている。県全体の医療従事者には、医師(82名)・看護師(80名)・助産師(60名)・歯科医(1名)・歯科看護師(4名)・臨床検査技師(6名)・薬剤師(10名)等がおり、県内住民約12万人の健康を支えている。同配属先には、過去に歯科衛生士の派遣があった他、県内の病院に理学療法士や薬剤師も派遣されていた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同県には2016年に改築された病院のほか、ヘルスセンターが10箇所、ヘルスポストが28箇所に配置されている。当国における医療水準は極めて低く、十分に知識・経験を積んだ医療従事者の不足、医療機器の未整備、医療物資の未入荷等、課題が多い。歯科分野においては、同県に外国人歯科医1名と歯科治療を行う看護師が4名(うち市内に2名病院と保健局に)配置されている。健康や歯科のケアに関する知識が著しく不足しており、食事代わりにおやつを食べる子供も多く、歯を磨く習慣があまりないことから、子供の虫歯が急速に増えているのが全国的に大きな課題となっている。若年層における予防歯科の知識の普及は同県としても重要な課題と認識しており、予防歯科に貢献できる隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.徒歩・市内バスで通える圏内にある小学校・幼稚園において、予防歯科とケアに関する巡回指導を行う。
2.活動上必要となる啓発教材・資料を作成する。
3.このほか自身の経験・知識・アイディアを生かしながら、住民の虫歯予防やケアに関する効率的・効果的な活動を行う。
※歯科に関するデータ収集・分析をもとに、教員や関係するスタッフ、保健ボランティアや母親に対して研修を実施するなど、ニーズと調整に応じて活動を展開することも可能。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

保健省作成の啓発媒体(ポスター)、机、椅子、コピー機、プリンター、プロジェクターなど
※保健省・健康促進課にも啓発資料各種あり

4)配属先同僚及び活動対象者

・保健局長 50代男性、
職員9名、うちCP2名(歯科看護師:40代男性、海外で歯科を学ぶ/健康増進担当:30代男性、公衆衛生、経験14年)
・他機関関係者:インドネシア人歯科医1名(病院の患者数1日約15人)、ヘルスセンター職員44名、保健ボランティア (市内11村、各村5名、小中卒)

5)活動使用言語

テトゥン語

6)生活使用言語

テトゥン語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(歯科衛生士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・(啓発資料作り可能な)PCスキル

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~32℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】