2016年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02716A31)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・28/4 ・29/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

チョーライ病院

3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同病院は保健省直轄3大病院の一つであり、1900年に設立された南部地域を代表する高度医療機関である。診療科・副診療科あわせて65 科、病床約1800床、医師約720名、薬剤師約90名、看護師約1450名、技師約340名、年間外来患者約107万人、入院患者約12万6千人。日本の援助により1974年に新病院が建設された他無償資金協力による機材供与、複数の技術協力プロジェクトが実施されてきた。2001年から栄養士、作業療法士、看護師のJVが派遣され、現在活動中の言語聴覚士を含め8名が派遣された。熱傷形成外科分野への支援としては年3回各2週間程度欧米の援助団体の医師が熱傷患者へ手術を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同院の熱傷形成外科には南部地域全域から熱傷患者が搬送されてき、2013年には456名の再手術者を含めて1150名の熱傷患者が手術を受けた。JVが配属されるリハビリテーション科は、医師4名、理学療法士29名、作業療法に携わる技師4名、言語聴覚療法に携わる技師と医師3名、総勢約40名が所属し、外来患者と臨床患者をあわせて1日あたり約300名の患者の訓練・治療を実施している。しかし熱傷患者に対するリハビリテーションの技術や経験が浅いため、1150名の熱傷患者のうち同科にて訓練・治療を実施したのは58名に留まり、ほとんどが呼吸訓練のみの実施であった。同科としては早期リハビリテーションの開始を希望しており、同僚のモチベーションも高い。そこで熱傷患者に対しスプリントや圧迫固定具を使用した経験をもち、同僚へ指導のできるボランティアの協力が求められた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

赴任当初は語学力の向上、同僚との良好な関係構築、現状把握に重点を置く。その後、以下の活動を配属先の一員として同僚と共に実施し、熱傷患者への治療に重点をおきながらリハビリテーション全般の質の向上に協力する。
①主に熱傷患者への訓練プログラムを作成し、医師や同僚への指導を介して患者へ理学療法を実施する。
②患者への日々の訓練を通して、同僚の知識、技術の向上を促進する。
③語学力が向上した後には、勉強会などを開催し日本の熱傷リハビリ方法を紹介する。
④リハビリテーション科と熱傷形成外科の連携促進に協力する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

スプリント(ベトナム製)、ベルクロベルト、オートクレーブ、療法用おもちゃ
※スプリント等は患者が費用負担する。

4)配属先同僚及び活動対象者

リハビリテーション科長(医師/男性/50代)
リハビリテーション科副科長 (男性/30代)
熱傷リハビリを担当する同僚理学療法士2名 (女性1名、男性1名/30代/大卒/10年経験)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:理論的説明も必要なため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:応用力が必要なため

[参考情報]:

 ・熱傷患者のリハビリ経験 3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】