要請番号(JL02716B14)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ベンチェ省人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ベンチェ先端技術応用農業センター
3)任地( ベンチェ省チャウタイン郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同センターは、ベトナム南部メコンデルタ地帯、メコン川下流の巨大な三角洲から構成されている省に位置し、汽水域を含む同省の環境に応じた先端技術の農業分野への応用を目的として、同省人民委員会農業農村開発局傘下の機関として1993年に設立された。先端的農業分野における科学的調査・分析、研究、試験生産、先端的モデル農場等の設立、農家への技術移転、農畜水産物に関する新品種の生産、人材育成のための訓練等を事業内容とし、果樹・野菜、畜産、水産の3課からなり、総職員数は49名。
【要請概要】
1)要請理由・背景
現在、マスクメロン、ミニトマトの栽培普及・促進に向け、マスクメロンの栽培試験を実施中である。マスクメロンの収穫は可能なものの、うどんこ病等の病害により、収穫量は十分ではない。また、ココナッツ繊維等を利用した人工土壌によるミニトマトの栽培施設を現在建設中であり、2016年から栽培試験を開始する計画である。経験の少ない若い職員が多いため、マスクメロンの栽培法及びミニトマトの人工土壌による栽培を中心に、彼らの業務を支援し、業務を通して新しい知識・技術の紹介・普及と安定した生産方法の確立を支援するJVが求められている。また、可能であれば安全野菜の栽培・普及・定着に関しても、JVからの協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動について、配属先の一員として同僚と協力しながら可能な分野から実施する。
1.マスクメロンの栽培上の問題点に関し、問題解決に協力する。
2.ミニトマトの人工土壌栽培試験を支援する。
3.マスクメロンやミニトマト、あるいはその他の農産物生産に関し、新しい知識や技術を同僚職員に紹介する。
4.可能であれば、安全野菜の栽培・普及・定着に関し協力する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
温室、人工土壌栽培施設(建設工事中、2016年完成予定)、圃場
4)配属先同僚及び活動対象者
ボランティアの担当(女性/30代/修士、園芸専攻)
その他同僚4名(女性/20代/学士、生物学専攻1名、土壌学専攻1名、生物工学専攻2名)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:専門知識が必要なため
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:応用力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)