2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717A01)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
C402 養殖
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

バリアブンタウ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

バリアブンタウ省農民連合

3)任地( バリアブンタウ省ロンディエン郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先はバリアブンタウ省の農業の発展を目的に、1991年に人民委員会の下部組織として設立された。経済・社会部、組織検査部、農家支援基金管理部、宣伝部、総務部、職業訓練・農家サポートセンターの6部署で組織されており、職員は31名、また省内の農民約80,000人が連合に加盟している。加盟メンバーを対象に、中央政府からの通達の伝達、新技術の紹介、技術支援、優良情報の提供等の活動を行っている。年間予算は12億ベトナムドン(日本円:約610万円)

【要請概要】

1)要請理由・背景

ブンタウ市に位置するロンソン地域では、海面生簀による複合養殖を行っている農家が約200世帯あり、スギ、ハタ、マルコバン、パラマンディ等を生産している。生簀サイズは6m×6m、約3,000の生簀で2016年の生産量は3,400tだった。同地における生簀養殖は歴史が浅く、2005年に台湾企業により導入されたが、翌年、台風被害により壊滅し同企業は撤退、その後、地域住民により再開された。しかしながら、養殖農家の多くは専門的な技術指導を受けておらず、71世帯で合計300tの大量死や養殖魚が3kgを超えた時点で死ぬといった問題が発生しても対応ができない状況である。このため、養殖技術の指導ができるボランティアの要請となった。複合養殖ではあるが、スギを対象とした指導を希望している。稚魚は国内および海外(台湾、インド等)から購入、餌は雑魚を与えている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

以下の活動を配属先スタッフや養殖農家と共に行う。
1.連合所属の養殖農家を対象に、養殖状況の把握。
2.上記から、課題の抽出、解決策の検討を行う。
3.養殖農家を対象にした技術向上のためのセミナー等の企画、開催支援。
4.上記をとおした配属先スタッフの能力向上支援。
*複合養殖ではあるが、対象魚種はスギである。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ボート、その他一般的な事務機器。

4)配属先同僚及び活動対象者

職業訓練・農家サポートセンター
センター長:40代/男性/大卒
スタッフ:40代/男性/大卒*養殖の専門的知識は無い
2017年に水産技術スタッフを雇用予定
指導対象:養殖農家200世帯

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚とのバランス上、必要

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】