2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717A12)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1
のどかな田舎に建てられた新病院外観 治療風景 運動療法室

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

イエンバイ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

イエンバイ省総合病院

3)任地( イエンバイ省イエンバイ市郊外 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同院は、病床500床、医師100名、看護師150名、技師30名、総職員380名、内科、整形外科、東洋医学リハビリテーション科等15科の診療部と画像診断科や薬剤科等7科の医療技術部を備える省内最大の総合病院である。患者数は1日あたり外来約320名、入院約500名。2016年9月に施設老朽化と患者数増加のため、韓国の支援により、市内中心部から8㎞離れた郊外へ移転した。移転に伴い新たな機材が導入された。職員の若返りも図られ、職員の7割は20-30代である。長期ボランティア受入れは初めてである。JICA北西部省医療サービス強化プロジェクトにて2017年まで技術協力対象病院となっている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

内科にて東洋医学を中心としたリハビリテーションが実施されてきたが、リハビリテーションの需要が増加してきたことから新病院移転に伴い東洋医学リハビリテーション科が発足、新型の機材が導入された。5名の医師は東洋医学が専門であり、理学療法についての知識は豊富ではない。意欲ある若いスタッフ達ではあるが、技術や経験が浅いため、必要な患者に適切なリハビリテーションを提供できておらず、1日15名程の入院患者に物理療法や鍼灸治療を行うに留まっている。病院は、運動療法等の理学療法技術を習得しサービスの質を高めることを計画している。JVには、医師も含めた科スタッフに対する正しい知識技術の普及と併せ、外国人ボランティアという刺激による促進効果も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフの一員として以下の活動を実施し、リハビリテーションの質の向上を目指す。
1.成人患者に対し同僚と共に理学療法を行う。
2.患者へのリハビリを通して、科内スタッフの理学療法に関する技術向上を目指す。
3.語学力が向上した後、科内や院内全体に対する勉強会等を開催し、スタッフの理学療法についての知識向上を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

肩関節輪転運動器、上肢交互運動器、エアロバイク、ウォーキングマシン、レーザー治療器、マイクロ波治療器、超音波治療器、電気刺激器、肺活量計等

4)配属先同僚及び活動対象者

科長(医師/女性/20 代/大卒/内科医経験4年)
C/P医師2名(男女/20代/大卒/内科医経験3年)
技師2名(女性/20代/専門卒/看護師経験3年)
看護師1名(女性/40代/専門卒/経験20年)
※全員が理学療法の実務経験2ヶ月程度。
主な患者:脳血管障害、脊髄損傷、整形外科術後の成人

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:医師を含む同僚へ指導するため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

住居は院内の宿舎が提供される予定である。
市街地ではなく郊外での活動である。