2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717A16)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/4 ・2018/1
センター 人工芝の運動スペース 自閉症教育クラス

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働傷病兵社会省

2)配属機関名(日本語)

トゥイアン障害者リハビリテーションセンター

3)任地( ハノイ市バビ郡 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同センターは労働傷病兵社会省直轄の施設として1976年に設立された。医師6名、看護師11名、技師10名、教員26名を含む総職員数94名。年間予算6千3百万ドル。北部の貧困家庭の障害児・者に対し、身体機能の検査や向上を図るためのリハビリテーション、特別支援教育や職業訓練といった自立活動の支援を実施している。センター全体の主な利用者年齢は、6-16歳。約240名の利用者のうち8割が入所、残りの利用者は通所している。国内外の援助団体からの支援や、同国の大学生や他国からの短期ボランティア受入れも多数実施している。2016年10月より作業療法士JVも活動中である。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年センターは自閉症児への支援を強化しており、2016年に特別支援教育部から自閉症教育部が独立した。JVが配属される自閉症教育部では、約45名の2-16歳の自閉症児が、集団指導4クラスと個別指導クラスに分かれ、自立活動、日常生活や遊びの指導を受けている。同僚教員は大卒者も多く知識はあるが、実践的な経験が不足している面もあり、JVから学ぶ意欲が高い。現在活動中のJVは、クラス運営に加え、教材の紹介や同僚が取り入れやすい指導案の作成、リハビリテーション部との連携を開始しており、引き続き同僚教員へ自閉症児への指導技法を紹介できる人材が求められている。センターは近郊の障害者支援機関から関係者を招いた講習会も実施しており、それに対する支援も期待される。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフの一員として以下の活動を実施する。
1.障害児教育に関する知識や指導技法を紹介し、同僚の知識・技術の向上を図る。
2.主に自閉症児を対象に、自立活動、日常生活や遊びの指導に関わり、同僚の活動を支援する。
3.センター内でのイベント行事やスポーツなどの活動全般に積極的に参加し可能な範囲で支援する。
4.リハビリテーション部とも協力し連携を図る。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、ラジカセ、キーボード、教材教具(バランスボール・型はめ玩具・積木・ビーズ通し・ブロック・シャボン玉・太鼓・鈴・写真・絵カードなど)
※主に個別指導クラスで使用されている。

4)配属先同僚及び活動対象者

総職員数94名(医師6名、看護師11名、技師6名、教師26名を含む)
自閉症教育部:
部長(女性/40代/修士/経験7年)
同僚10名(女性/専門卒3名、大卒6名、院卒1名/経験1-2年7名、6-7年3名)
主な対象者は2-16歳の自閉症児約45名

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(特別支援学校教諭又は養護学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:教員への指導も含まれるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10.~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

施設内の住居が提供される。(入所者も住むエリアである)