要請番号(JL02717B11)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
文化・スポーツ・観光省
2)配属機関名(日本語)
カントーナショナルスポーツ訓練センター
3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
当国では文化スポーツ観光省スポーツ局の下部組織として、国内に4ヵ所のセンターを設置しており、優秀なスポーツ人材の確保と訓練業務を担っている。配属先は2009年に設立され、メコンデルタ地域を管轄している。13種目、154名の選手と41名のコーチがセンターの担当となっている。13種目のうち、水泳とウエイトリフティングに関しては、それぞれ中国とブルガリアからコーチを招聘している。その他の外国人コーチはいない。なお、練習場に関しては、現在はカントー市内の各所にて練習を行っているが、2018年にカントー市郊外にスポーツ訓練センターを建設する計画がある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
カントー市を中心としたメコンデルタ地域は、優秀なスポーツ人材を輩出する地域として有名で、特に柔道に関しては、オリンピック選手が当該地域より出ている。現在、配属先では17名の選手候補が、3名のコーチのもと、ナショナルチームを目指して、日々練習に取り組んでいる。17名はユース選手として同地域の各省より集められており、年令は15歳から19歳、現時点では男子7名、女子10名でセンターには黄帯もしくは茶帯レベルで入所し、初段を目指して訓練を行う。優秀な選手は初段昇格後、ナショナルチームに加わる。人材の入れ替わりは半年ごとにあり、現時点では17名が定員となっているが来年以降は20名を目指している。同センターは定員の増加および選手全体の競技力向上を目指しており、今般の要請となった。コーチ3名は元競技選手であり、うち1名は、ロンドンおよびリオデジャネイロ五輪に女子48kg級で出場した経験を持つ。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
同僚コーチと以下の活動に取り組む
1.選手に対する直接指導。
2.練習内容の検討、改善。
3.指導方法の改善に向けて、コーチと協議を行う。
練習時間:月-土曜日 9:00-11:00、14:00-16:30
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
道場、各種練習用具
4)配属先同僚及び活動対象者
ヘッドコーチ:男性/40代/4段/指導経験18年
コーチ:男性/30代/2段/指導経験4年
コーチ:女性/30代/3段/指導経験1年(元オリンピック代表選手)
選手:17名(男子7名、女子10名:15歳から19歳)黄帯もしくは茶帯レベルでセンター入所
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験)3年以上 備考:直接指導を行うため
[参考情報]:
・柔道3段以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
当国は体格が小柄な人が多いため、段位があれば性別、階級に関係なく指導が可能である。
配属先はコーチとして指導経験を求めており、また、ナショナルチーム選手の育成において3年以上の経験は必要。