2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717B18)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/2
病院外観 リハビリ風景 リハビリ室の様子

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ベンチェ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

グエンディンチエウ病院

3)任地( ベンチェ省ベンチェ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 5.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

グエンディンチエウ病院は、内科、整形リハビリ科等の診療部門と医療技術部門を合わせて35科を備える。医師187名、看護師527名、総職員1,106名を配し、病床数1,100床を備えた省内最大の総合病院である。2016年の年間外来患者は約833,200名、入院患者約69,500名。青年海外協力隊(JV)が配属される整形リハビリ科には、医師8名、看護師21名、技師8名が在籍。病床数65床、1日あたり60-70名の患者が利用している。2016年10月より初代JVが活動している。口唇口蓋裂患者への無料手術を年に1度実施する日本のNPOや小児リハビリを支援している日本の団体から長く支援を受けている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ベトナムでリハビリを実施する技師は、専門学校や短大・大学で理学療法を専攻した技師と、看護師や準医師が高次医療機関で3-6カ月実習を受けた技師の二者に分かれる。整形リハビリ科に在籍する8名の技師のうち、2名は理学療法専攻者であるが、他6名は看護師や準医師から技師となっており、理学療法の知識は乏しい。疾患別では、整形外科患者、脳血管障害や頭部外傷、慢性閉塞性肺疾患患者が多いが、ICU科患者や脳性麻痺児もいる。2017年内にリハビリ科が独立する予定である。科設立に伴い、更なる理学療法技術の向上を目指しているが、人員不足と知識・経験不足の状況はしばらく続くと予想される。JVには、患者へのリハビリを実施しながら、同僚の知識・技術の向上を図ることが求められる。長期に渡り日本の団体からの支援を受けているため、病院スタッフの日本人に対する尊敬の念が強く、日本人の働く姿勢についても学びたいと言われている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として以下の活動を実施し、リハビリテーション全般の質の向上に協力する。
1.整形外科疾患、脳血管障害や頭部外傷疾患患者に対して理学療法を実施する。
2.患者への日々の訓練を通して、同僚の知識・技術の向上を促進する。
3.語学力が向上した後には、同僚のレベルとニーズに即した勉強会等を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

牽引装置、超音波治療器(ITO-US700)、電気刺激治療器、パズル、玩具、肩関節輪転運動器、松葉杖、平行棒、肋木運動器

4)配属先同僚及び活動対象者

科長(男性/40代/医師/経験18年)
看護師長(男性/50代/看護師/経験30年)
技師(女性/50代/準医師/経験31年)
技師6名(男女/20-30代/看護師1・準医師5/専門卒6/経験0-10年)
C/P(女性/20代/理学療法士/大卒/経験4年)
対象:成人・高齢の脳血管障害・頭部外傷患者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく実践力を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】