2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717B19)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2
リハビリテーション室 患者家族と共に治療を行う

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

カントー市人民委員会

2)配属機関名(日本語)

カントー市総合病院

3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベトナム南部メコンデルタ最大の都市であるカントー市にある市立総合病院である。約120万人のカントー市民に加え、近隣省住民も多く利用する。総合内科、整形外科、ICU科、東洋医学リハビリ科など12科に、医師163 名、準医師32名、看護師315名、技師54名(うち理学療法士10名)を含む総職員約800名が所属する。病床数約500床、年間入院患者約35,200名、外来患者約55,900名。フランスやイギリスから看護学生ボランティアを受け入れた経験がある。また病院増設や機材供与において、フランスのODA支援を受けている。配属される東洋医学リハビリ科でもリハビリ器具の供与や水治療用設備が整えられた。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属される東洋医学リハビリ科には、23名のスタッフが所属し、電気刺激治療や牽引、温熱、マッサージ、漢方治療等、主に物理療法を実施している。病床25床、一日あたり平均入院40名、外来100名の患者に対し治療を行う。多い疾患は、変形性膝関節症や椎間板ヘルニア等の整形外科疾患や脳血管障害である。東洋医学や物理療法を専門とするスタッフが多いものの、理学療法の知識・技術の高いスタッフは少ない。医師の指示のもと理学療法を実施しているが、適切な評価が行われておらず、疾患や障害の程度に応じたプログラムが実施できていない現状である。正しい知識・技術を普及させ、リハビリテーションの質を向上させることを目指し、本要請に至った。青年海外協力隊には、患者への直接的な治療を通して、同僚技師と意見を交換し、現場同僚が実践可能な方法を提案することが求められる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として以下の活動を実施し、リハビリテーション全般の質の向上に協力する。
1.主に脳卒中などの患者に対し治療を実施する。
2.日々の訓練を通して同僚と意見を交換し、同僚の理学療法知識、技術の向上を図る。
3.語学力が向上した後、同僚のニーズに即した勉強会等を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

訓練用階段、パラフィン、滑車運動器、エルゴメーター、肋木、牽引器、治療用ベッド、電気治療器具、水治療法機具等

4)配属先同僚及び活動対象者

科長(医師/男性/50代/修士/経験35年)
リハビリ担当スタッフ10名
C/P1(技師長/女性/30代/専門卒/経験8年)
C/P2(技師/女性/20代/専門卒/経験6年)
C/P3(技師/男性/20代/専門卒/経験3年)
治療対象者:主に脳血管障害や整形外科疾患の成人・高齢者患者

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒) 備考:同僚と同等のレベルが求められる

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく実践力を要する

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】