要請番号(JL02717B20)
募集終了
2代目
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働傷病兵社会省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン障害児リハビリテーションセンター
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ホーチミン障害児リハビリテーションセンターは、労働傷病兵社会省直轄の施設として、1978年に設立された。障害のある幼児・児童への療育とリハビリテーション治療を実施し、0-15歳(主な利用者は2-8歳)までの発達障害47名、脳性まひ44名、自閉症23名、重複障害18名を含めた151名(うち通所143名)の幼児・児童が利用している。教員19名、理学療法士8名、保育士6名、医師3名を含め、約80名のスタッフが勤務している。オランダのNGOやフランスから短期間の専門家やボランティアがくることや、近隣の英国系インターナショナルスクールから支援を受けている。初代青年海外協力隊(JV)は、2018年3月まで活動予定である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
センターの特別支援教育では、障害の種類により、協調運動障害グループ、言語遅滞グループ、自閉症グループなど、軽度から重度までの7グループで構成されている。JVは、1-15歳(主に8-10歳)の自閉症児25名が在籍する自閉症グループへの配属となる。同グループの教員7名と保育士1名は、心理学や特別支援教育課程を卒業しているものの、個々の自閉症児に適したプログラムを組み立てることや教材作成の知識・経験が不足しており、試行錯誤しながら対応している。年2度オランダNGOより専門家が2週間程指導をしており、専門知識を学ぶ機会があるものの、実践までに活かせていない。センターとしては、五感を伸ばし、行動を増やすような学習を増やしたいという希望がある。JVには、障害の程度に応じた支援プログラムを組み立てることや、教材教具を使った療育を実施することで、同僚達が実践可能な方法を紹介し広めることが求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
赴任当初は、現状把握に努めながら語学力向上に重点を置く。その後、配属先の一員として以下の活動を実施する。
1.主に自閉症児に対し、学習や自立活動の支援プログラム(※)作成から支援までを担当する。
2.同僚教員に対し、実践や資料作成を通じて自閉症児への支援方法や教材教具を紹介する。
3.センター内での活動全般に積極的に参加し、可能な範囲で支援する。
※各児童の長期目標に沿って3ヵ月毎の短期目標を立てており、それに応じた支援プログラムを作成する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
玩具、学用品、絵カード
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(男性/50代/医師/博士/勤務29年)
特別支援教育部スタッフ7名
部長(女性/50代/医師/修士/経験26年)
C/P1:副部長(女性/50代/特別支援教育専攻/大卒/経験25年)
C/P2、3(女性/20代/特別支援教育専攻/短大/経験2年)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒) 備考:専門知識が必要なため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・自閉症療育に携わった経験3年以上
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)