要請番号(JL02717B31)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
労働傷病兵社会省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン整形リハビリテーションセンター
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同センターは労働傷病兵社会省直轄の施設として1967年に設立された。労働災害、交通事故、疾病、先天性障害など広く障害者のための回復期リハビリテーション施設として機能している。リハビリテーション科、診察科、手術科、義足科等があり、医師13名、準医師1名、看護師26名、理学療法士12名、検査技師2名、放射線技師2名を含む総勢75名が在籍する。病床80床、1日あたりの外来患者は約100名、入院患者約40名、入院患者の世話はその家族が実施している。2016年まで理学療法士JV(青年海外協力隊)が活動し、小児リハビリテーションの知識・技術の普及を行った。国際赤十字委員会が義足製作の支援を約20年間にわたり実施中である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JV(青年海外協力隊)が配属されるリハビリテーション科には、理学療法士12名が所属し、1日あたり入院患者20名と外来患者60名が治療を受けている。現在センターには作業療法室が設置されているが、担当理学療法士が上肢機能訓練道具や滑車運動器、自転車等の運動療法用具の使い方を患者に説明し、患者が自主練習を行うに留まっている。センターは、より良い治療の実施を目指しているが、作業療法分野について専門知識を持つ人材の確保は難しく、日本で経験のあるJVが求められた。対象患者の7割は高齢者であり、その多くが脳血管障害の患者である。JVには2名の理学療法士と共に作業療法を実施しつつ、同僚の知識・技術向上を図り、作業療法士人材育成を支援すること、及び医師も含めたセンターの医療従事者に、作業療法について紹介し理解を広めることが求められる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフの一員として以下の活動を実施し、リハビリテーションの質の向上を目指す。
1.主に脳血管障害や頭部外傷の高齢患者に対し作業療法を実施する。
2.患者への訓練を通して、同僚と意見を交換し、作業療法人材の育成を支援する。
3.語学力が向上した後、同僚のニーズに即した勉強会等を企画実施し、能力向上に貢献する活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
起立用斜面台、平行棒、バランスボール、訓練用階段、自転車、滑車運動器、介護予防マシン各種、作業療法机、ペグボード、ワイピングボード
4)配属先同僚及び活動対象者
センター長(男性/50代/大卒)
リハビリ科科長(女性/50代/医師)
主なC/P1(男性/20代/技師/大卒/経験2年)
C/P2(女性/50代/技師/専門卒/PT経験31年)
主な対象患者:脳血管障害や頭部外傷の高齢患者
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要なため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)