2017年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02717B32)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1 ・2018/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働傷病兵社会省

2)配属機関名(日本語)

カントー整形リハビリテーションセンター

3)任地( カントー市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.2 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同センターは、ベトナム南部のメコンデルタ地帯最大の都市であるカントー市に位置し、労働傷病兵社会省直轄のリハビリテーション施設として1969年に設立された。現在は先天性障害や事故等による障害者のための回復期リハビリテーション施設として、診察、治療、リハビリテーションの実施、及び義肢装具の工作販売も行っている。医師5名、準医師2名、看護師4名、理学療法士8名、他技師4名、病床30床、1日当たりの患者数は外来約90名、入院約50名である。国際赤十字委員会や米国NGOからの支援を受けたことがある。2017年6月まで初代JV(青年海外協力隊)が活動した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

センターは敷地内に新病棟を建設しており、病床50床、5階建ての病棟が2017年10月頃に完成予定である。センター長は患者により良い医療サービスを提供するため、JVとの協働による技術の交流を通して、理学療法士の能力向上を期待している。全体患者のうち4割が小児患者であるが、小児リハビリテーションを学んだ理学療法士はいないため、同分野に関する経験豊富なボランティアの協力が求められている。主な対象患者は3-10歳、脳性麻痺のほか、奇形や事故による運動障害児。小児も成人も同室で治療を受けており、新病棟移転後は、小児用リハビリテーション室が設備される予定である。表面的な技術のみではなく、子どもの興味を引き出し、喜びや意欲を高められるような子どもへの働きかけ方も含めた支援が出来ることが重要である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフの一員として以下の活動を実施し、リハビリテーションの質の向上を目指す。
1.小児患者に対し、同僚と共に運動療法を実施する。
2.日々の訓練を通して同僚と意見交換し、知識・技術の向上を支援する。
3.家庭でのリハビリテーションを推進するため、患者家族への指導方法の改善策を提案、実施する。
4.語学力が向上した活動後半には、月に1-2回、同僚を対象とし勉強会を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

理学療法室、プラットホーム、エルゴメーター、三角マット等、成人治療用の基本的な機材・道具は揃っているが、小児治療に特化した玩具やテーブル、いす等は不足している。

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長(男性/50代/医師/修士/経験23年)
技師長(男性/50代/理学療法士/経験25年)
理学療法士7名(男性2名・女性4名/20代1名・30代5名/専門卒5名・大卒1名/経験3-10年)
対象患者:主に脳性麻痺や整形外科疾患の小児患者(3-10歳)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:応用力が必要なため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】