2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02718A17)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
I102 障害児・者支援
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ダナン市人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ダナン枯葉剤被害者協会(VAVA)

3)任地( ダナン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベトナム戦争時に散布された枯葉剤による被害は複数世代に及んでおり、ダナン市における枯葉剤の被害を受けた障害児者は約5,000人(ダナン市労働傷病兵社会局調べ)。配属先の母体であるベトナム枯葉剤被害者協会は、2004年に首都ハノイに設立され、53省に約6万人の会員を持ち、ダナン市では2005年から活動を開始した。市内と郊外2ヶ所の施設を有し、合わせて150名の利用者に対し自立支援を行っている。公的な支援に加え、ユニセフや国際交流NGOピースボートなど、国内外からの支援により運営されている。2016年7月より初代青年海外協力隊(JV)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属される郊外の施設は、同市中心部から約30km離れた田んぼに囲まれた場所に位置する。6-40歳の約70名の障害児者が登録し、1日約40名が通所利用している。利用者の多くは、軽・中度の知能障害・ダウン症、聴覚障害である。2016年より、重度肢体不自由者の入所受入れも開始したが、現在は1-2名の受入に留まっている。スタッフ4名が、日常生活指導や線香作り、踊りや裁縫等の取組みを計画しているものの、障害児者の支援方法を専門に学んだスタッフはおらず、時間を持て余す利用者も多い。JVには、利用者への直接的な支援活動を行うことと、それを通じて同僚へ知識・技術を共有することが期待されている。初代JVは、集団生活におけるルールや社会性向上のための環境づくり、利用者が主体的に取り組めるアクティビティを開始している。引き続き、障害の程度に応じた支援の提供を目指し、後任要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先の一員として以下の活動を実施する。
1.中度の知能障害、ダウン症児・者を対象に、学習や自立活動、日常生活の指導を実施する。
2.上記1の活動を通し、同僚スタッフへ障害児者の支援方法について知識・技術の向上を図る。
3.施設内での活動全般に参加し、可能な範囲で支援する。
4.可能であれば重度肢体不自由児へのケア、彼らの保護者への支援を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室、おもちゃ、農場など

4)配属先同僚及び活動対象者

総職員13名
施設長(兼VAVAダナン副所長)(女性、30代、大卒、経験5年)
副施設長(兼VAVAダナン副所長)(男性/30代/短大卒/経験6年)
同僚教員スタッフ4名(女性/20代3名、40代1名/専門卒2名、短大2名/経験1-5年)
※専門学校卒、幼稚園免許・小学校教育免許を持っている。

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・障害児者施設での実務経験3年以上

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(18~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

通所児・者と共に施設バスにて片道1時間かけて通勤する。