要請番号(JL02718B04)
募集終了
2代目
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
教育訓練省
2)配属機関名(日本語)
ホーチミン市オープン大学
3)任地( ホーチミン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 2.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同大学は1990年に設立され、学習機会の提供、自主性の向上、社会発展へ貢献する人材育成を教育理念とし、外国語学部、法律学部、生物理工学部、経営管理学部、IT学部など9学部、7つのキャンパスを有している。学生の人数増加と教育訓練省からの評価に伴い2006年に国立の総合大学に編成され、正規、夜間、通信教育、大学院の課程があり、現在総学生数は約14000名、教師数は約480名である。独立採算制であり、日本語学科は外国語学部に属しており、2007年9月から日本語教育が開始された。東北福祉大学と国際交流協定を締結し、学生・教職員交流を実施している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
近年の経済・外交面におけるベトナムと日本の良好な関係により、当国の日本への関心も高まっている。同大学でも日本語学科への入学希望者が年々増加しており、卒業時の目標レベルはN3である。卒業生は、日本留学や日系企業就職が主であり、最近では技能実習生の送出機関への就職も増えている。現地教師は文法や読解をメインに教えており、会話や作文授業の経験が不足しているため、チームティーチングや勉強会などを実施し、教員の教授能力を向上できるJICAボランティアが要請された。また、卒業生の就職先の日系企業からは、日本語が話せても自主性がないとの声も聞かれる。そこで、学生への直接指導を行いながら、日本理解を促進させ、自主的に物事が考えられる学生の育成支援も期待されている。派遣中の初代SVは、日系企業への就職が有利になるよう、コミュニケーション能力、正確な作文力を目標に掲げ、支援をしている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 主に会話と作文の授業における学生への直接指導(14-20コマ/週、約40名/クラス)
2. 教師に対し、教科書使用方法や副教材選定への助言を行いながら、日本語運用能力や日本語教授能力の向上を支援
3. 日本文化理解促進のため、イベントや学外活動の実施を支援
※授業数は予定であり、詳細は配属先と協議し決定する。
※今後、数年度内には主な教科書を『できる日本語』へと移行したい希望がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
日本語指導教材『みんなの日本語I、II』、『テーマ別中級』、『できる日本語』
コピー機、プロジェクター、文房具などの一般事務機器、図書館、日本語教師準備室
4)配属先同僚及び活動対象者
日本語学科長(女性/30代/学士/経験11年/N2/2ヶ月訪日研修)
同僚教師(女性3名:30-40代/経験9-13年/N2/2-4ヶ月訪日研修)
※同学科、第2外国語合わせて週25-30コマ担当
非常勤教師(男性4名・女性2名:20-60代/経験3-23年)
非常勤日本人教師3名
学生:約500名
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚の学歴レベルに合わせるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・実務経験1年(教師に対して以下が必要)
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(20~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
外国語学部キャンパス:371 Nguyen Kiem, Quan Go Vap 3学期制(9-12月、1-5月、6-8月)、長期休暇は旧正月休み(1or2月)と6月の夏休み。ホームステイの可能性あり