要請番号(JL02719B05)
募集終了
・2020/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
ハイフォン市人民委員会
2)配属機関名(日本語)
ハイフォン大学
3)任地( ハイフォン市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ハイフォン大学は、ベトナム北部最大の港湾都市であり工業団地が整備され日系企業の進出が盛んなハイフォン市の公立大学である。幼児・小学教育、観光、経済・経営管理、外国語等の15学部があり、学生数は約1万2千名、教職員数は700名である。年間予算は約1,80万USD。日本語教育は、外国語学部内に2017年度より初等中等教育機関の教員資格を取得できる英語・日本語師範コースの下で開始された。外国語学部ではそのほか中国語、韓国語のコースがある。2019年5月まで日本語教材・カリキュラム改善のため、国際交流基金の専門家からの支援を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ハイフォン市人民委員会は、日系企業の誘致促進と共に初等中等教育機関における日本語教育を実施していく方針であり、その指示のもとハイフォン大学で日本語師範コースが開設された。同大学には、地元教育機関への日本語教師人材輩出及び地元日系企業に就職する日本語人材育成に対する高い期待があるが、コース開設から間もないこともあり学科の運営体制の未成熟、教師の日本語運用能力及び教授経験も浅く系統だった授業ができていないことから今回の要請に至った。現在のクラス編成は1年生1クラスの39名、2年生1クラスの41名であり、2019年度は50名程度の学生を募集予定である。今後ハイフォン大学は、教授体制の充実と共に生徒数の増加を目指している。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ボランティアは、以下の活動を通じて大学の日本語教育の現状を把握し、学科の日本語教授体制の充実と日本語人材育成に貢献する。
1.学生への直接授業(会話と聴解を予定し、具体的担当授業は配属先上司と協議の上決定する)
2.同僚教師の日本語運用能力・教授能力向上支援(教案作成、教材選定・作成、テスト問題作成、勉強会実施等)
3.その他、日本語関連イベント実施支援及びコース運営補助に関し可能な限り柔軟に対応する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
主な教材:1年生『みんなの日本語Ⅰ』、2年生『みんなの日本語Ⅱ』、3年生『学ぼう日本語初中級』、第二外国語クラスは『できる日本語』、机、いす、PC、プリンタ等一般的事務機器、wifi等
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・日本語グループ長(女性、40代、経験18年、修士)
・日本語教師(3名、女性、20代~30代、経験1年~16年、修士1名、学士2名,N1~N2)
活動対象者:
・日本語師範コース:130名(予定)
・経済学部第二外国語学生:約200名
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(日本語教育に関する資格)
(資格同等の日本語教育の知識技能を有する)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:若手教師への支援のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
住居は、大学ゲストハウス、ホームステイ、又はアパートになる