2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02719B14)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

クアンニン省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ハロン大学

3)任地( クアンニン省ウオンビ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ハロン大学は、クアンニン省立師範短期大学とハロン文化芸術観光短期大学をもとに、2014年に創立されたクアンニン省立大学である。ベトナム東北地方の経済社会発展に向け人材育成・応用研究・技術移転を行っている。大学は4年生大学と短期大学で構成されている。学部は生徒数が一番多い観光学部その他文化、芸術、情報、環境、水産、教育及び外国語学部など11学部があり、外国語学部内に英語、中国語そして日本語学科がある。2018年11月現在教職員は約330名、学生は約4,500名が在籍。年間予算は約170万ドルあり、その内3分の2は省からの補助金。キャンパスは省内に2カ所あり、日本語学科はウオンビ市にある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同大学では、2016年に日本語学科が開設され在籍する学生数は2018年11月現在102名である。1学年1クラスあり2020年に初めて生徒が卒業する。隣接する近隣地域には複数の工業団地が整備され多くの日系企業が進出し、同省においても日系企業が数社進出している。今後は省の方針から同省における投資環境整備と共に日本企業の進出が増え、日本語人材への需要が更に高まると想定される。現在のクラス編成は1年生27人、2年生33人、3年生42名である。今後配属先は教師の追加雇用による教授体制の確立と生徒数の増加を目指しているが、現時点では学科設立から間もないこともあり、学科運営体制の未成熟、教師の教授経験も浅く系統だった授業ができていないことから今回の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは配属先上司、同僚と共に以下の活動を通して、大学の日本語教育の現状を把握し、学科の日本語教育の質の向上と、大学の日本語人材育成に貢献する。
1学生への直接授業(初級・中級の会話と作文等を想定し、具体的担当授業は配属先と協議の上決定する)。
2.若手教師の日本語教授能力向上支援(教案作成、副教材選定支援など)。
3.学生による日本語に関する課外活動の実施支援。
4.その他、日本語関連イベント実施支援等。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書:『みんなの日本語Ⅰ、Ⅱ』『上級で学ぶ日本語』
その他:コピー機、文房具、プロジェクタ等。図書館

4)配属先同僚及び活動対象者

日本語学科長 (男性、50代、N1、博士、30年、訪日日本語研修受講有)
同僚教師1名 (女性、30代、N2、大卒、2年)
非常勤講師3名 (週1度博士号を持ち20年を超える経験を持った日本語教師が来る)
日本人非常勤講師1名(男性、60代、英語教諭30年、日本語教授歴1年)

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)
    (資格同等の日本語教育の知識技能を有する)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚と学歴程度を合わせるため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:若手教師への支援のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

2学期制でそれぞれ開始時期は8月中旬、1月中旬。
住居は、敷地内にある教員用ゲストハウスを予定。