要請番号(JL02719B18)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
タインホア中央療養リハビリテーション病院
3)任地( タインホア省サムソン町 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同病院は1999年に設立された保健省直轄の中央病院であり、内科、外科、総合診療科、臨床検査科、リハビリ科等10科を持ち、病床数310床、医師25名、看護師約60名、技師24名を含む総職員約170名が在籍している。1日平均入院患者210名、外来患者185名を受け入れている。海辺に近い環境にあるため、夏場には高齢者療養施設としても機能し、年間約2,000名の高齢者が療養入所している。他国の支援は2009~2012年まで、ベルギーの団体が医師や看護師の派遣ベッドや車椅子の物品支援を実施。予算は公費と患者の診療費から成り立っている。2017年から長期JVが作業療法士として派遣されている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
配属されるリハビリ科では、2010年から2名の理学療法士が作業療法を担当しているが、首都の大病院にて3ヶ月間作業療法研修を受けたのみであり、知識・経験は十分とは言えない。1日約25~30名の患者に対し、徒手療法や日常生活動作(日常生活用品を用いた練習)・自習訓練の指導を実施している。同僚は派遣中のJVから、上肢/手指機能訓練・日常生活活動の指導、自主練習の指導を実施している。作業療法にかかる知識と技術の向上が表れ始めている。加えて学習意欲も高く、各種学会、研修会等への参加等自助努力も認められている。JVには日常生活活動についての指導のほか、作業療法研修会の企画・実践も期待されている。また、配属先では難治患者や早期退院患者に対しての継続訓練指導も求められている。今後さらに正しい評価の定着導入・評価に基づいた訓練の定着も課題となっている。理学療法士隊員も要請中。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先の一員として以下の活動を実施し、作業療法に重点を置きながらリハビリテーション全般の質の向上に協力する。
1.主に脳血管障害や脊髄損傷患者に対し、同僚と共に作業療法を実施する。
2.日々の臨床を通して、上肢/手指機能にかかる訓練手技種類を増やす等、同僚の知識と技術の向上を図る。
3.医療事情・技術レベルを把握した後、退院患者に対する日常生活指導、自主練習、介助方法の指導を行う。
4.語学力が向上した活動後半においては、ニーズに即した勉強会を実施することも期待されている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
作業療法用机、サンディングボード、肋木、ペグボード、積み木、セルフケアグッズ、、肩腕挙上梯子、上肢交互運動器
4)配属先同僚及び活動対象者
リハビリ科:
総職員38名(医師5名、看護師14名、理学療法士15名、ST1名、他3名)
科長(男性/40代/修士/医師/PT経験13年以上)
作業療法を担当する理学療法士2名(女性/30代/短大・専門学校卒/理学療法経験5年・10年/作業療法経験5年)
5)活動使用言語
ベトナム語
6)生活使用言語
ベトナム語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(作業療法士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:現場での経験実績が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(15~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
院内の住居が提供される予定。
JL027-19-B24にて、理学療法士が要請されている。