2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL02723B19)
募集終了

国名
ベトナム
職種コード 職種
A101 コミュニティ開発
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

ライチャウ省人民委員会

2)配属機関名(日本語)

ライチャウ市人民委員会文化情報室

3)任地( ライチャウ省ライチャウ市 ) JICA事務所の所在地( ハノイ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベトナム北西部の山岳国境地帯に位置するライチャウ省の省都であるライチャウ市(人口約8万2千人)は、5つの行政区を有し、17民族(キン族67%、ザイ族17.5%、タイ族8.5%、モン族6%、他)で構成されている。市役所と同様の行政組織であるライチャウ市人民委員会は職員約160名、配属先となる文化情報室は、室長以下5名の小規模な組織である。文化情報部は市内における文化・スポーツ・家族及び観光促進関連業務等、幅広い業務を行っている。隊員の主な活動地となる予定のザーカウ村は白モン族の居住区で120世帯880人の白モン族が住んでいる。集団で居住する白モン族は貴重。

【要請概要】

1)要請理由・背景

平均標高1000mの高原都市であるライチャウ市は、近年の首都部からの交通の便の改善を機会に少数民族や風光明媚な自然環境を求め観光客が増加しつつある。潜在的な観光スポットは点在しているが、知名度及び観光資源としての熟度・質は高いとは言えない。また、当地に居住する貧困層でもある少数民族の収入の向上に繋がっていない現実がある。現存する少数民族村の観光資源としてのポテンシャルの再精査、評価に基づく改善策の提案と試行・実施・モニタリング・フィードバックを通じ、既存観光村を活性化させるべく隊員の要請に至ったもの。




Regenerate response

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

隊員は、配属先同僚及び観光村住民グループと共に以下の活動に取り組む;
①村の現状を調査し、インフラや受入体制の問題点を洗い出す。特に道路の改善は市当局予算、ホームステイ用住宅や居住空間の改善等は住民負担での対応を前提とし、住民と共に現場に住み込み住民目線かつ観光客目線での改善点を確認。 ②ホームステイ・食堂・特産品・土産物・トレッキングガイド・イベント等の住民グループの形成および、各グループの提供するサービスの確認と質の向上に向けた検討を行う。 ③市人民委員会と村長・住民間の調整役となり、全体計画とグループ毎の計画策定のサポートを行うと共に、試行を通じて具体化のフィージビリティを検証する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

椅子、机、コピー機、一般事務機器(人民委員会事務室)。観光村には特になし。

4)配属先同僚及び活動対象者

市人民委員会160名
文化情報室:室長1名/男性、副室長1名/女性、職員3名
活動対象者:
観光村村長、観光村住民120世帯880人。特に、ホームステイ実施予定家庭や特産品製造販売、観光イベントをはじめとした住民グループ

5)活動使用言語

ベトナム語

6)生活使用言語

ベトナム語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(短大卒) 備考:同僚の学歴程度に合わせるため

[経験]:(    ) 備考:

[汎用経験]:

 ・営業や販促、商品開発の経験

 ・観光開発・観光マーケティングの知識・経験

[参考情報]:

 ・地酒等の知識、飲食店・商店等での顧客対応

 ・途上国、海外異文化地域での居住・就業経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(7~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・住居はアパートを想定。観光村まで片道約5Kmを自転車にて通勤。ただし、ホームステイ住宅改善検討期間は観光村のホームステイ住宅に滞在し問題点の調査を実施。
・民間企業で5年以上の販売促進、商品開発、顧客対応、人材育成の経験があると尚良し。