2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL03018A08)
募集終了

国名
ミャンマー
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/3 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育省

2)配属機関名(日本語)

タンリン工科大学

3)任地( ヤンゴン ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1986年に産業省傘下の技術訓練校として設立され、その後科学技術省の管轄に移管され、2016年の省庁再編に伴い教育省傘下の技術大学となった。情報科学部の他、土木、電機、電力、建築等9つの専攻課程がある。キャンパスはヤンゴン市の郊外にあり、全体の職員数は約250名、学生数は約8000名、ボランティアが配属されるメカトロニクスエンジニアリング学部の職員は15名、学生(6年制)は約300名が在籍している。JICAボランティアは2017年2月から8月までコンピュータ技術の短期シニア海外ボランティア(SV)が派遣され、同学部にて教師や学生に対して組み込み技術の指導を行った。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では、過去、各地のコンピュータ大学や工学系大学に、中央政府から様々な組み込み技術(Embedded system)やマイクロコントローラーなどの技術習得のための機材が供与された。しかし、教員たちは同技術に関する知識や経験が十分ではなく、それら機材を活用できていない。そのため、配属先からは、こうした技術習得、活用のサポートのために短期SVの要請があり、2017年2月から8月までの6か月間、教師に対して「PICマイコンを使用した自立ロボット研究開発支援」「大学保有のPICマイコン開発キットの使用方法指導」、学生に対しての「マイコンを使用した電子機器の製作指導」を行った。しかしながら、大学には、まだ多くの未使用の機材が多くあり、教員たちがそうした機材を活用したカリキュラムや教材等の開発を行う能力も十分ではないため、引き続き、JICAボランティアによるサポートが期待され、本要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.主に大学院生に対して、組み込み技術、マイクロコントローラーの技術についての理論と実践的な指導を行う。
2.マイクロコンピュータ―を使った制御技術について、機材を使用し実践的な指導を行う。
3.組み込み技術のプログラミングの指導を行う(アセンブラ/C/C++等使用、割込、リアルタイムシステム、マルチスイッチング、オープンソースハードウェア等)。
4.学生の研究課題に対してサポートを行う。
【使用する機材】PIC Training Kit (Mikroelektronika),PIC Microcontroller Programmer, Microchip Development Tools, PIC Kit-3 (Microchip),

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

【続】Easy AVR (Mikroelektronika), VLSI Kit (Cyclone II, III, IV), ARM microcontroller Trainer, Arduino

4)配属先同僚及び活動対象者

ボランティアは、メカトロニクスエンジニアリング学部に配属予定
学部長:男性、30代
その他学部教員:14名(助教授、講師、デモンストレーター等)
20-30代
学位は学士以上

5)活動使用言語

ミャンマー語

6)生活使用言語

ミャンマー語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(修士) 備考:大学院生を指導するため

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:実践的な指導が求められる

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37.0℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任国の査証手続きにより、他国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。大学はヤンゴン中心部からはバスで2時間程度の郊外に位置している。