2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL03018B01)
募集終了

国名
ミャンマー
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

新ヤンゴン総合病院

3)任地( ヤンゴン ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1984年に日本の無償資金協力により設立された病院で、内科、外科、麻酔科、ICU、中毒センター、物療・リハビリ科などがあり、ティーチングホスピタルとして医学部、看護学部学生の受け入れもしている。ベッド数は200床で、医師約80名、看護師約170名を含め約400名の職員が勤務している。平均外来患者数は100名/日。年間予算は約30万ドル。2002年度に日本の無償資金協力にて手術室、集中治療室、及び新生児室に関連する機材供与が行われた。2015年に日本の無償資金協力により、医療機材が調達された。2013年度に同職種の短期、2015年には長期のシニア海外ボランティア(SV)が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

病院にはMRIから血圧計まで様々な医療機器があるが、保守管理を担当する人材がおらず、機材の状況把握、不適切な使用、不十分なメンテナンスなど総合的な管理体制が課題となってきた。また、人材、予算の制約から、不具合が発生した場合でも適切な対応が困難な状況にあり、問題解決に向けてJICAボランティアの要請がなされ、これまで医療機器SV2名が派遣された。保健・スポーツ省も工学系大学卒業生をエンジニアとして採用し、全国の主要公立病院にそれぞれ1~2名を配置するなど、保守管理体制強化の取組を開始した。前任者は、若手エンジニアへの指導、日常の巡回点検、医療機器のデータベース作成等に取り組み、課題解決に大きく貢献した。しかし、これらの業務を若手エンジニアのみで遂行するには、まだ実力が十分とは言えず、これまでの取り組み成果の継続、定着のために引き続きボランティアのサポートが求められ、本要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

医療機器保守管理体制構築に向け、以下の活動を行う。
1.日常的な巡回を行いながら、若手エンジニアの知識・技術力向上のための指導を行う。
*巡回点検、機器データベースの更新等、彼らが自立して業務が遂行できるようになるようサポートする。
2.医療機器の適正な使用、定期保守等について院内スタッフへの啓発を行い、必要に応じて講習会の開催等をサポートする。
3.その他、配属先が必要とするサポートを行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

ICU(ベンチレーター、生体情報モニタ他)、手術室(高圧滅菌器、医療用吸引器)、病理学検査室(血液保存庫、血液分析計、遠心分離機他)、MRI、レントゲン室(CTスキャン、超音波診断装置)で利用する機材

4)配属先同僚及び活動対象者

院長(50代、女性)
同僚:保守部門のエンジニア4名(土木2名、電力、電気):20代、女性
その他、医師約80名、看護師約170名

5)活動使用言語

ミャンマー語

6)生活使用言語

ミャンマー語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:経験に基づいた指導・助言が必要

[参考情報]:

 ・医療機器保守管理の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37.0℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任国の査証手続きにより、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。