2019年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL03019B13)
募集終了

国名
ミャンマー
職種コード 職種
H115 医療機器
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

ヤンゴン小児病院

3)任地( ヤンゴン ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、1970年にカナダ政府の支援によって創立され、1978年に開院された小児科専門の病院。小児内科、小児外科、支援部局の3部門からなり、小児内科は新生児科、ICU、心臓内科等、小児外科は皮膚科、整形外科、歯科等、支援部局は病理学室、放射線部、理学療法部等を有している。病床数は550床、全体の職員数は約500名(うち医師は約90名)。年間の外来患者数は、約10万人。ミャンマー医科大学の学生の実習を受け入れる教育病院としての役割も担っている。過去、無償資金協力「病院医療機材整備計画」にて各種医療機材が調達された。現在、青年海外協力隊員(2017-3、医療機器)が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国では国家保健政策や国家保健計画による保健医療サービスの拡充に向けた取り組みとともに、全ての人々が適切な保健医療サービスを受けられるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を戦略として打ち出し、その実現のため保健医療人材の育成に高い優先順位をおいている。医療機器保守管理については、2016年に保健・スポーツ省が主要病院に数名ずつ(全体で40名)管理を担当する人材を配置したが、新規に配置された人材は医療機器に関する知識、経験がほとんどなく、工学系大学を卒業していてもドライバー等工具の使い方にも不慣れな状況である。活動中の協力隊員は医療機器の特性や仕組みの説明や修理等の指導、また機器の利用マニュアルや連絡先リストの整備等、担当者の能力向上と院内の保守管理体制構築に取り組んでいるが、現地の人材だけで十分な対応ができるまでには至っておらず、引き続き協力隊による協力が求められている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

病院内の関係者と協議しながら以下のような活動を行う。
1.院内の医療機器設置状況を把握し、マニュアルや不具合が生じた際の連絡先の整備などを行う。
2.エンジニア(カウンターパート)に対し、一般的な医療機器の特性や仕組みを説明し、簡単な修理等の指導を行う。
3.エンジニア(カウンターパート)とともに、機器の日常点検、定期点検を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

機材例:高圧蒸気滅菌器(水平式)、放射線診断装置、電気泳動装置(ヘモグロビン)、人工呼吸器、患者監視装置、除細動器、超音波診断装置、ベンチレーター、麻酔器、心電計、気管支鏡等医療機器各種

4)配属先同僚及び活動対象者

副院長:男性、40代、小児科
医療機器担当職員:女性1名(20代、大卒、実務経験2年程度)
その他、医師約90名、看護師150名等

5)活動使用言語

ミャンマー語

6)生活使用言語

ミャンマー語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)5年以上 備考:医療機器関連業務

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37.0℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

任国の査証手続きにより、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。