要請番号(JL03019B14)
募集終了
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
マンダレー中央婦人病院
3)任地( マンダレー ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+車 で 約 3.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1998年にマンダレー総合病院の産婦人科棟が独立し、マンダレー中央婦人病院として創立され、2004年に現在の敷地に移転された。産科、婦人科、新生児科、救急部門があり、病床数は500床。全体の職員数は約400名(うち医師は約80名)。年間の外来患者数は約1万5000人。マンダレー医科大学の学生の実習を受け入れる教育病院としての役割も担っている。過去、無償資金協力「病院医療機材整備計画」にて各種医療機材が調達された。これまでJICAボランティアが派遣された実績はない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では「国家保健政策(Myanmar Health Vision 2030)」および「国家保健計画(2017-2021)」が策定され、保健医療サービスの拡充に向けて取り組んでいる。また、政府は2014年に、すべての人々が適切な保健医療サービスを受けられるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を戦略として打ち出し、その実現のため保健医療人材の開発に高い優先順位をおいている。医療機器の保守管理については、2016年に保健スポーツ省が主要病院に数名ずつ医療機器管理を行う人材を配置した(全体で40名)。しかし、新規に各病院に派遣された人材は医療機器に関する知識、経験がほとんどなく、工学系の大学は卒業しているもののドライバー等工具の使い方にも不慣れな状況である。こうした状況を改善し、適切な医療保守管理体制を構築するために協力隊による協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
病院内の関係者と協議しながら以下のような活動を行う。
1.院内の医療機器設置状況を把握し、マニュアルや不具合が生じた際の連絡先の整備などを行う。
2.エンジニア(カウンターパート)に対し、一般的な医療機器の特性や仕組みを説明し、簡単な修理等の指導を行う。
3.エンジニア(カウンターパート)とともに、機器の日常点検、定期点検を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
機材例:麻酔器、自動化学分析器、ビリルビンメーター、遠心分離機、ドップラー心音計、心電計、インキュベーター、子宮鏡、安全キャビネット、超音波診断装置、ベンチレーター、X線撮影装置等医療機器各種
4)配属先同僚及び活動対象者
院長:女性、50代
医療機器担当職員2名:女性、20代(実務経験2年程度、専攻は電気、土木)
その他、医師約80名、看護師約150名
5)活動使用言語
ミャンマー語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:医療機器関連業務
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(13.4~38.4℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任国の査証手続きにより、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。