要請番号(JL03019B15)
募集終了
2代目
・2020/1 ・2020/2 ・2020/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健・スポーツ省
2)配属機関名(日本語)
ヤンゴン総合病院
3)任地( ヤンゴン ) JICA事務所の所在地( ヤンゴン )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は1899年に設立。心臓内科・外科、神経内科・外科、消化器内科、血液科、放射線科、皮膚科、腫瘍内科、麻酔科等29の専門科を備えた国内最大の病院で、病床数は2000床。約1800名の医療職を含め全体で約3000名の職員が勤務している。年間の患者数は約44万人。ヤンゴン医科大学の学生の実習を受け入れる教育病院としての役割も担っている。過去、無償資金協力「ヤンゴン総合病院医療機材整備計画」や「ヤンゴン市内総合病院医療機材整備計画」にて各種医療機材が調達された。これまでに、5名のシニア海外ボランティア(SV)を受け入れた実績があり、うち看護師と言語聴覚士のSVは現在リハビリテーション科で活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では「国家保健政策(Myanmar Health Vision 2030)」および「国家保健計画(2017-2021)」が策定され、保健医療サービスの拡充に向けて取り組んでいる。また、政府は2014年に、すべての人々が適切な保健医療サービスを受けられるユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成を戦略として打ち出し、その実現のため保健医療人材の開発に高い優先順位をおいている。医療機器の保守管理については、2016年に保健スポーツ省が主要病院に数名ずつ医療機器管理を行う人材を配置した(全体で40名)。しかし、現状、各病院に配置されている医療機器保守管理担当者は、体系的に医療機器保守管理を学んだ経験はなく、工学系の大学を卒業していてもドライバー等工具の使い方にも不慣れな状況である。こうした状況を改善し、適切な医療保守管理体制を構築するために協力隊による協力が求められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
病院内の関係者と協議しながら以下のような活動を行う。
1.院内の医療機器設置状況を把握し、マニュアルや不具合が生じた際の連絡先の整備などを行う。
2.エンジニア(カウンターパート)に対し、一般的な医療機器の特性や仕組みを説明し、簡単な修理等の指導を行う。
3.エンジニア(カウンターパート)とともに、機器の日常点検、定期点検を実施する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
機材例:CTスキャナー、超音波診断装置、麻酔器、ベンチレーター、除細動器、腹腔鏡、胃内視鏡、十二指腸内視鏡、大腸内視鏡、生化学自動分析装置、免疫分析装置、安全キャビネット、X線撮影装置等医療機器各種
4)配属先同僚及び活動対象者
院長:女性、50代
副院長:女性、40代
医療機器担当者2名:男性(30代、経験5年程度)、女性(20代、経験2年程度)
その他、医師、看護師多数
5)活動使用言語
ミャンマー語
6)生活使用言語
ミャンマー語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)5年以上 備考:医療機器関連業務
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯モンスーン気候) 気温:(17.5~37.0℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
任国の査証手続きにより、他の国の同じ隊次より赴任時期が遅れる。