2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL03317A02)
募集終了

国名
中華人民共和国
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/3 ・2017/4 ・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

科学技術部

2)配属機関名(日本語)

北京地球村環境教育センター
NGO

3)任地( 吉林省吉林市 ) JICA事務所の所在地( 北京 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

1996年に設立された環境保全事業を展開するNGO。中国では最も古い環境系NGOの1つである。重慶市、四川省、雲南省等に支部をもち、これまでに気候変動対策や廃棄物処理・リサイクル、水質保護、省エネ、食の安全、農村開発等に関するプロジェクトを実施している。全国の職員・スタッフ数は約100名、年間予算は、約8000万円。これまでに海外からの専門家およびボランティアの受入実績あり。2017年4月には山東省曲阜市で展開中の「楽和家園」プロジェクトにJICAボランティア1名が派遣される予定である。
http://www.gvbchina.org.cn/

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先は、環境に優しく健康的な生活スタイルの構築および普及を目的とし、2011年に吉林省吉林市にて大連の企業と合同でEco Farm Projectを立ち上げた。Eco Farmは吉林市中心部から車で20分ほどの農村地域にあり、面積は約1.2平方キロメートル。敷地内には、約3万本の木(松、ポプラ等)が植えられているほか、白菜・きゅうり・ピーマン・トマト等の野菜、とうもろこし・イモ類等の穀物や果樹の小規模有機栽培が行われている。現在、配属先は吉林市内の幼稚園や小中高等学校、周辺地域の農民と協議しつつ、体験型啓発活動プログラム策定の準備を行っており、2017年より上記Eco Farmを自然教育・森林教育・食物教育の基地として本格的に稼働させる予定である。配属先関係者は、他国の知見も取り入れた事業の推進を希望していることから、JICAボランティアの派遣要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

JICAボランティアは配属先フィールドスタッフおよび関係者とともに以下の活動を実施する。
1. 幼稚園児・小中高生を対象とした自然教育・森林教育計画の策定
2. 上記自然教育・森林教育活動における関係者との調整および実施
3. 体験型食育活動の推進および有機農法導入・普及支援
4. 啓発ツールの開発
5. Eco Farmの運営・管理サポート
6. その他、配属先が実施する他事業の支援

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

PC、カメラ、ビデオ、プロジェクター等

4)配属先同僚及び活動対象者

フィールドスタッフ男性2名: 40代1名(実務経験20年) 、20代1名(実務経験2年)
現地ボランティア3名 : 男性2名(50-60代)、女性1名(60代)

周辺地域の幼稚園児・小中高生(3-18才)および農民多数

5)活動使用言語

中国語

6)生活使用言語

中国語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(社会経験)2年以上 備考:教育活動を行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-25~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

JICAボランティア住居はEco Farm内の宿泊施設を利用するため、同僚との共同生活となる。また、Eco Farm周辺の徒歩圏内には商店や食堂がないため、外出の際は配属先が手配する車両を利用する。