【配属機関概要】

3）任地（ 北京 ） JICA事務所の所在地（ 北京 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1984年に日本政府の無償資金協力により設立された総合病院。2,000名以上の医療従事者が在籍、病床数は約1,700床。日本政府は、1981年より専門家派遣および訪日研修等を通じた技術協力を展開したほか、15名のJICAボランティアを派遣してきた。同病院は、1999年に中国政府より「100の優秀病院」に選定されたほか、2008年には北京五輪の指定病院に認定されており、中国における代表的な医療機関の1つである。2016年11月より、JICA技術協力事業「パンデミックインフルエンザ等新興/再興感染症等対策プロジェクト」を実施中。 http://japanese.zryhyy.com.cn/

【要請概要】

1）要請理由・背景

1997年に開設された日中友好病院・国際医療部は、総合内科・外科・整形外科・産婦人科・小児科・眼科・皮膚科・歯科・リハビリ科・耳鼻科などから構成されている。看護師76名を含む医療従事者約130名が在籍、病床数は80床。同部では毎日約300名の外来患者があり、そのうちの約3割を日本人・韓国人・欧米人等の外国人が占める。日中友好病院は、北京市内で高度医療を提供できる医療機関として更なる発展を目指しており、現在国際医療部内に新病棟を建設中(2017年5月完成予定)。また、新病棟建設に伴い、海外医療従事者の知見を取り入れた医療サービスの改善に着手する予定である。病院関係者は、これまでに派遣された15名のJICAボランティアの知識・技術レベルおよび医療従事者として業務に取り組む心構え等を非常に高く評価していることから、ボランティアの派遣要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

ボランティアは、国際医療部スタッフと協力し、以下の活動を行う。
1. 外来患者・入院患者に対する医療サービスの改善および同僚看護師に対する指導
2. 同僚看護師および医療従事者を対象とした研修・セミナー等の計画立案および実施支援
3. 日本の医療事情紹介および国際医療部の運営管理全般に関する提言
4. 日本の医療機関とのネットワーク構築支援
5. その他配属先が依頼する業務

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

医療機器全般、PC、プロジェクター等

4）配属先同僚及び活動対象者

国際医療部看護師長 (30代女性、経験年数19年)
国際医療部看護師 約70名 (20-40代 経験年数2-15年)
国際医療部医療従事者 約60名
*新病棟建設後、看護師・医療従事者を増員予定。

国際医療部 外来・入院患者 多数

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】