要請番号(JL03317B04)
募集終了
・2018/1 ・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
科学技術部
2)配属機関名(日本語)
神木県生態保護建設協会
NGO
3)任地( 陝西省楡林市神木県 ) JICA事務所の所在地( 北京市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
2004年に設立されたNGO。砂漠化の顕著な毛烏素(モウス)砂漠の一部、陝西省楡林市の神木県において植林基地を造成し、緑化事業を展開している。これまでに林業庁、中国科学院、西北大学、厦門大学、中国林業科学院等多数の機関と連携し、約50万本の障子松、砂桃、灌木等を植樹済。総スタッフ数は約50名、年間予算は約10億円。国家プロジェクトとして予算の大半を林業庁・林業局等が負担しているほか、日本、韓国、ドイツ、カナダ等との技術交流や企業等からの植林ボランティア受入も盛んに行われている。 http://www.smstw.org
【要請概要】
1)要請理由・背景
毛烏素(モウス)砂漠は、内モンゴル自治区、陝西省、寧夏回族自治区、甘粛省にまたがるオルドス砂漠の一部であり、総面積は約42,000?。過放牧、過伐採、過剰耕作による砂漠化および土壌流失が激しい地域として知られている。神木県生態保護建設協会は、2004年より毛烏素(モウス)砂漠の一部である神木県に植林基地を造成し、同地域の緑化推進に大きく貢献している。これまでに障子松を中心に約50万本の植樹が行われているが、今後は現在試行的に行っている白菜、大根、人参、かぶ等の野菜や果樹栽培による経済林(換金作物)の造成にも本格的に取り組む予定であり、JICAボランティアの派遣要請に至った。尚、現在基地内において植林や有機栽培、土壌改良に関連する研究・研修施設が建設中である(2017年末完成予定)。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
JICAボランティアは、配属先同僚と協力し、以下の活動を行う。
1. 白菜、大根、人参等の栽培・管理と同僚に対する技術的支援。
2. 砂桃、木苺(ラズベリー)、葡萄等の栽培・管理と同僚に対する技術的支援。
3. 新しい経済作物の実験栽培導入。
4. 野菜・果樹栽培を促進するための有機肥料づくりと土壌改良に関する専門的支援。
5. 基地内に植樹された樹木の維持管理および成長促進にかかる技術指導。
6. その他植林基地運営にかかる業務。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
野菜・果樹栽培作業用器具全般、PC、プロジェクター等
4)配属先同僚及び活動対象者
野菜栽培担当スタッフ8名
・30代男性 2名(実務経験6-7年)
・40-50代男性 6名(実務経験10年以上)
その他植林基地関係者約40名
5)活動使用言語
中国語
6)生活使用言語
中国語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:専門的な支援が求められるため。
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(亜寒帯冬季少雨気候) 気温:(-20~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
JICAボランティア住居は植林基地内の宿泊施設を利用するため、同僚との共同生活となる。また、植林基地周辺の徒歩圏内には商店や食堂がないため、基地から外出の際は配属先が手配する車両を利用する。