2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL03318B03)
募集終了

国名
中華人民共和国
職種コード 職種
G157 日本語教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

科学技術部

2)配属機関名(日本語)

凱里実験高級中学

3)任地( 貴州省 凱里市 ) JICA事務所の所在地( 北京市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機鉄道 で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

貴州省の省都、貴陽市から高速列車で40分の凱里市にある全寮制の高等学校。2016年9月に凱里市教育質向上プロジェクトの一つとして約200億円をかけて創立され、凱里市の重点高校に指定されている。生徒総数約3000名、教職員数約300名。貴州省は少数民族が多く暮らす省であるが、同校では生徒・教師は8割が少数民族となっており、少数民族の伝統文化を生かした授業も取り入れている。また、半数以上の生徒が貧困家庭出身であることから、教育を通じた貧困の脱却に取り組んでいる。これまでに外国人教師の受け入れ実績はない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

日本語教育は2016年の学校の創立と同時に開始。現在高校1年生146名、高校2年生268名、高校3年生35名が日本語を第一外国語として学習しており、今後も毎年200名前後を募集予定である。中国人教師はほとんどが新卒で採用されたばかりで経験が浅いこと、学校の日本語教育も3年目と若いことから、授業の質の向上、教師・生徒の文化理解の促進を目的にボランティアの要請がなされた。貧困家庭出身の子供は幼少期から英語教育を受けていないことから、英語で非貧困家庭の子供に負けてしまい勉学を諦めるケースが多いが、同校はこれらの生徒たちに日本語を紹介することで貧困層の子供の進学率を上げようと取り組んでいる。貴州省の中等教育機関での日本語教育は最近始まったばかりであるが、中等での日本語教育が進んでいる大都市からは地理的に離れていることから、ボランティアには各種日本語教育情報の提供も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)


1. 作文・会話・聴解を中心とした授業 (週12-14コマ程度)
2. 生徒の学習意欲向上を目的とした課外授業および文化紹介イベント等の実施
3. 同僚教師の日本語教授能力向上支援
4.スピーチコンテストおよび作文コンクール等に参加する生徒の指導

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書『標準日本語』(人民教育出版社)、PC、プロジェクター、LL教室等

4)配属先同僚及び活動対象者


中国人日本語教師7名(男性1名・女性6名 、20代-30代 、実務経験0-3年、全員日本語能力試験N1合格)

生徒:高校1年生-3年生 約500名 ゼロ初級開始

5)活動使用言語

中国語

6)生活使用言語

中国語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(日本語教育に関する資格)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚教師が大卒であるため

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】