【配属機関概要】

3）任地（ 江蘇省 泰州市 ） JICA事務所の所在地（ 北京市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

江蘇省の省都、南京市から高速鉄道で1時間半の泰州市にある2001年創立の小・中・高一貫校。全校生徒数約7000人。日本語教育が行われている高等部の生徒数約2500人、教師数約200人。学校紹介ホームページ、http://www.tzmxzx.net/。2018年9月には海外の大学への進学を専門とする国際クラスを開設予定で、当初は英語クラスを開設し、数年後には日本の大学への留学を専門とする日本語の国際クラスも開設したい意向。外国人教師の受け入れは現在派遣中の青年海外協力隊隊員(JV)が初めて。

【要請概要】

1）要請理由・背景

日本語教育は2010年に開始。江蘇省の中等教育機関としては比較的早くに日本語教育を開始した学校であることから、省内の新しく日本語教育を導入したい学校からの視察も多い。生徒は、小学部、中等部で全員英語を学習し、高等部で英語、日本語から1つを第一外国語として選択し学習する。英語が苦手なため日本語を選択する生徒も多い。現在約900名の生徒が日本語を専攻している。当校の日本語教師は皆年齢が若く、外国語学習を通じての異文化理解教育にとても熱心である。現在派遣中の初代JVは、授業を担当するほか、スピーチ大会・文化祭りの開催、同僚のサポートなどを行っている。大人数の学習者を抱える同校において、ボランティアの存在意義は非常に大きく、後任要請が出された。一クラスの人数が50名～60名と多いことから、ボランティアは大人数の生徒を飽きさせず惹きつけておく魅力的な授業を展開することも求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.会話・聴解を中心とした授業の実施 週12コマ程度(1コマ45分)を予定
2.生徒の学習意欲向上を目的とした課外授業および文化紹介イベント等の企画・実施
3.日本への留学・大学入試試験の日本語での面接に向けた個人指導
4.ネイティブ日本語教師として同僚の支援(文法の質問に答えるなど)
5.その他、配属先が依頼する関連業務

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教科書『日語』(人民教育出版社)、PC、プロジェクター、マルチメディア教室等

4）配属先同僚及び活動対象者

中国人日本語教師13名(30代女性2名 20代女性9名 20 代男性2名) 全員日本語能力試験N1合格、日本語指導経験は1-8年。

生徒: 高校1年生300名 、2年生300名、3年生300名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

住居は配属先の教師用宿舎(専用寝室、シャワー・トイレ・キッチン共用)の予定