2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL03318B05)
募集終了

国名
中華人民共和国
職種コード 職種
G102 環境教育
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

科学技術部

2)配属機関名(日本語)

上海仁渡海洋公益発展中心
NGO

3)任地( 上海市 ) JICA事務所の所在地( 北京市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

上海に拠点を置く2013年設立の中国最大の海洋ゴミを専門に取り扱うNGO。主な活動内容は1.海岸清掃活動、2.海洋ゴミの観測・研究、3.環境教育、4.海洋ゴミ問題に関する中国国内団体の調査・協力ネットワークの構築、5.海洋ゴミに関する法律整備に向けての政府への提言、である。他のNGOと連携することで中国沿海部17拠点において海岸清掃活動や漂着ゴミの研究分析活動を実施し、中国の民間レベルにおける海洋ゴミ対策をリードしている。主な資金源は政府事業代行による収益金、政府助成金、企業のCSR支援金などである。 2016年度の事業運営費は約1800万円。世界各国の海洋ゴミ関連機関とも交流がある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

近年、プラスチックごみによる海洋汚染は世界的な環境問題の一つとなっている。特に日本周辺海域では、微細化したプラスチックごみの量が世界平均を大きく上回っている。諸データによると世界の海洋へのプラスチックごみの流出量の27%が中国であることから、今後日中両国の協力による取組みが不可欠である。近年、中国沿岸部では海岸清掃活動や環境教育も盛んに行われるようになってきたが、民間NGOが主体であり、まだまだ多くの課題が残されている。一方、日本では「海岸漂着物処理推進法」が制定されるなど官民双方による取組みが展開されている。同NGOは日本の海洋ゴミ対策に関する知見を取り入れたり、日本の関連機関と繋がることで更なる活動の展開を望んでおり、ボランティアの要請に至った。ボランティアには日本の経験の紹介や各種機関との橋渡しなどコーディネーター的役割も期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.配属先が実施している清掃活動・観測活動等への参加・実施補助・新しいアイデアの提案
2.海洋ゴミに関する環境教育の教材作り
3.日本の海洋ゴミに関する情報の紹介
4.日本の海洋ゴミに関する団体との橋渡し
5.上海市内の小学校での環境教育に関する授業の実施
6.在中国日系企業との連携の模索
7.他地域に派遣予定の海洋ゴミ関連の環境教育の青年海外協力隊隊員・配属先との情報交換・連携

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

パソコン・プリンター・海岸清掃活動用具

4)配属先同僚及び活動対象者


同僚: 8名 20代中心 大卒(専門は環境教育ではない) 英語可

対象:一般市民・小学生など

5)活動使用言語

中国語

6)生活使用言語

中国語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:同僚が大卒であるため

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務上必要(下記を含む実務経験)

[参考情報]:

 ・環境関連、教育、企画・運営経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖湿潤気候) 気温:(0~39℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】