2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL04516B14)
募集終了

国名
モンゴル
職種コード 職種
H114 理学療法士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健・スポーツ省

2)配属機関名(日本語)

アルハンガイ県立総合病院

3)任地( アルハンガイ県ツェツェルレグ ) JICA事務所の所在地( ウランバートル )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 6.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同病院は外科・内科・小児科・産婦人科・神経科・感染症対策科・リハビリ科・手術室・検査室・外来病棟から構成されている県立病院で、ベッド数230床、医師60名、看護師130名、年間予算は約1億9,000万円。過去にアジア開発銀行やチェコからの機材支援を受けている。2015年12月まで初代理学療法士JVが活動し、理学療法の基礎を指導した。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同国では食文化の影響で高血圧患者が比較的多く、結果として脳内疾患を起因とした身体障害者が多い。また、外傷後遺症により関節可動域制限のある患者も多く、適切なリハビリテーション分野の拡充が急務となっている。この様な課題に対して、同病院では初代理学療法士JVが2015年12月まで活動し、CP2名とともに同病院リハビリ科での理学療法技術の指導を実施し、地域の医療関係者を対象としたセミナーの企画・実施等も含め、基礎的な部分での技術移転がなされた。その結果、院内ではリハビリテーションの重要性の意識が高まり、CP2名が継続して効果的な業務を行っている。同病院のリハビリの質の向上や地域への普及を、初代JVが築いた基礎から更に発展させるため今回の要請があげられた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚理学療法士とともに以下の活動を実施する。
1. 配属されるリハビリ科にて理学療法の現場での日常業務と問題点を把握する。
2. リハビリが必要な患者に対し治療・訓練を行う。
3. 病院内や地域の医療関係者に対し、セミナーや地域巡回を通してリハビリの重要性を紹介する。

*ウランバートルにあるモンゴル医科大学付属の理学療法学校卒業生が各地で理学療法士として活動している。
本案件でも、その理学療法士がボランティアと協業する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

リハビリ科室、マットレス、牽引器、歩行練習機

4)配属先同僚及び活動対象者

院長(女性、40代)
リハビリ科
理学療法士(女性、20代)
看護師 (男性、30代)
地域の医療関係者 約60名

5)活動使用言語

モンゴル語

6)生活使用言語

モンゴル語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(理学療法士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:業務遂行上必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(-30~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

医療系職種のボランティア間で運営されている医療分科会にも参画し連携活動を実施する。